ウチダ漢方薬127 ウチダ 麻黄附子細辛湯 煎じ薬

| HOME | ウチダ 麻黄附子細辛湯 煎じ薬 |   ウチダ和漢薬ウチダ和漢薬 » ≪医薬品≫  対面販売買物代行・詳細 »
商品情報
  煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。  
  主治(Mainly treatment)
陽虚カゼ(悪寒・微熱・四肢冷感・疼痛)/助陽解表の代表方剤/陽虚を伴う風寒表証  
麻黄附子細辛湯 ウチダ 麻黄附子細辛湯 煎じ薬 ウチダ 麻黄附子細辛湯 煎じ薬
  ●発熱、発汗、悪寒、頭痛、身体痛など陽虚の表寒に対して用います。陽虚の表寒に対する基本処方です。
●老人や虚弱者のカゼ、初期に誤治で発汗し過ぎた場合に用います。
●典型的な症状を呈しないカゼ、葛根湯や香蘇散でかえって不快症状を呈する感冒に試してみると良いです。
●温表利水の作用があるので、アレルギー性鼻炎や寒冷じんましんなどにも良く効きます。
●虚弱体質の人や病後などで一時的に体力が落ちている人、お年寄りなど、病に対して抵抗力が弱っている人たちに適した漢方薬です。特に、風邪のひきはじめで咽(のど)に痛みがある場合、疲労感や悪寒の強い場合に使用されます。
【応用】
1.アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎
アレルギー性鼻炎に用いて速効を得ます。効果発現までの時間は15分〜30分ぐらいです。
2.感冒
悪寒が強く、熱感があまりなく、無汗・頭痛・身体がだるい・手足が冷えるなどの症候を呈する方。初発時に咽がチクチク痛む方に良いです。
3.気管支炎、気管支喘息
4.頭痛・三叉神経痛
寒冷によって発症する頭痛。頭が冷たくて痛むもの、風に当たると痛みが増強する方に良いです。
5.日光皮膚炎
6.寒冷蕁麻疹(じんましん)。
7.帯状庖疹後神経痛。
 
  【適応症】風邪、咳、蓄膿症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、気管支炎、流感、肺炎、神経痛。  
  【注 意】(Remark) ×残念ながら、体力が充実し、暑がりで、のぼせのある方、体がひどく弱っている「著しい虚証」の方、発汗の多い方、胃腸の調子が悪い方、高血圧や心臓病、脳卒中既往など、循環器系に病気のある方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。
 
  【妊娠・授乳の注意】女性 ●他製剤との併用や、妊婦、子供の使用には注意が必要です。  
 
区切り
●12月28日(月)〜1月4日(月)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月6日(水)以降になります。

shopping ・ ウチダ 麻黄附子細辛湯 煎じ薬のお買物
商品番号 規格 本体価格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k1055 30日分 9,980円 10,479円(税込)
数量
shopping
  SSL説明ページへ *【カゴに入れる↓】ボタンk9999をクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
*複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。
*別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
*このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
CreditCardの使用ができるようになりました。
★送料全国一律500円! 5250円(税込)お買上で無料!     
  電話注文 »電話注文 FAX注文 »FAX注文 メール注文 »メール注文 直接来店 »直接来店
  ●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。
ご注文方法等・詳細ご注文方法等・詳細 »  
区切り
  【診断のポイント】
●悪寒のみ強く、熱感が少ない
●全身倦怠、無気力
●脉は沈で弱
●特別な腹証無し
 
  麻黄附子細辛湯は、次のの方に最適です。
弁証論治
●陽虚 »
●風寒(表寒) »
●表寒虚 »
雲崗石窟(山西省大同市)  
張仲景(医方の祖)
  【効能効果】(efficacy)(健康保険上)
悪寒、微熱、全身倦怠、低血圧で頭痛、めまいがあり、四肢に痛冷感のあるものの次の諸症:
感冒、気管支炎。  
  成分
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。麻黄附子細辛湯は、その名が示すよう、麻黄と附子と細辛の3種類の生薬からなります。麻黄は発汗・発散作用をもつ代表的な生薬で、病因を発散して追い出すような働きをします。また、麻黄には薬理的にも重要な役割をする交感神経刺激薬のエアェドリン類が含まれます。この成分は、西洋医学の気管支拡張薬と同様の作用を示し、咳やゼイゼイする喘鳴をおさえます。これに、体をあたため痛みをやわらげる附子と細辛が加わります。
日本薬局方 マオウ(麻黄) 4.0g 日本薬局方 サイシン(細辛) 3.0g 修治ブシ末(修治附子末) 1.0g
 
 

【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。
麻黄  細辛  附子 

李時珍(本草綱目の編集)龍門石窟(河南省洛陽市)
  使用方法
食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2〜3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2〜3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
 
   
 
 
本剤は、〈煎剤〉です。
煎剤 煎剤…生薬に水を加えて煎じ(煮出し)、生薬の成分を抽出させた熱い煎じ薬を薬として飲むものです。
 
 
長生きの方(中国の100歳以上)

症例・病例・治癒例・case study
足跡【麻黄附子細辛湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
 

1〈アレルギー性鼻炎〉

治例図

55歳、主婦。
10数年来のアレルギー性鼻炎で四季を問わず、急に冷えこんだ朝に、くしゃみが頻発し、眼がかゆくなり、水様の鼻汁が多量に出ます。

これまで抗ヒスタミン剤の投与を受け、その場をしのいできましたが、抗ヒスタミン剤を服用すると眠気と全身倦怠感が起こり、1日中寝ている始末です。半年ほど前よりステロイドと抗ヒスタミン剤の合剤(セレスタミン)の投与を受けましたが、顔面に皮疹が出現し、顔も腫脹してきたので、和漢薬治療を希望して来院しました。

身長156p、体重43s、体温36.3℃、血圧234/82mg。
蒼白な顔貌で、貧血様。四肢が冷え、いつも厚着をしているといいます。脈は沈んで細、弱。舌はやや淡白紅で、薄い白苔がみられます。腹力は軟弱です。他は特記すべき所見はありません。

肺陽気虚で、寒に侵された病態と考え、麻黄附子細辛湯を投与しました。セレスタミンは中止としました。服薬した翌日より身体の温まりを感じ、鼻閉感、全身倦怠感も半減。

以後4ヶ月間続服中ですが、鼻炎症状は全く起こらず、眠気もこなくなったとのことです。

弁証論治 リンク寒邪犯肺・風寒束表証 »

・現代病名:アレルギー性鼻炎

 
区切り線
 

2〈感冒〉

治例図

55歳の男子。
平素虚弱体質のもの。公務出張で寒い国の温泉に浴し、風邪をひいて、無理をして帰った。悪寒がして熱が39度となった。元気なく、悪寒がして耐えられない。よくよく疲れていた。脈は沈んで細く弱い。麻黄附子細辛湯を2日分与えた。一貼を服用すると全身温まり、こころよく汗が出て、午後はすっかり治った。このように効く風邪薬をのんだのは初めてであると感謝された。

弁証論治 リンク風寒(表寒)証 »

・現代病名:感冒

 
区切り線
 

3〈麻黄附子細辛湯が効いた〉

治例図

Wさん(45歳・男性)は中間管理職です。3週間ほど前からかぜをひいていたにもかかわらず、会社では冷房のきいた部屋に長時間いなくてはならなかったため、体が冷えきってしまい、ついに肋間神経痛になってしまいました。
かぜも治っていないために、激しいせきが出るのですが、せきをするたびにわき腹がひどく痛み、しゃがみ込んで痛みをこらえるという有様でした。病院の薬だけではなかなか改善しなかったため、思いきって漢方専門薬局を訪れました。
そこで勧められたのは、麻黄附子細辛湯です。せきから肋間神経痛になることも多いそうで、この漢方薬はせきやかぜを治すとともに、肋間神経痛をも治すと説明されました。
実際、この薬を服用するようになってからは、体が温まり、だるさも取れ、せきもだんだん出なくなってきました。せきが出なくなると、自然に肋間神経痛の痛みもなくなり、2週間で完治しました。

・現代病名:肋間神経痛

 
区切り線
 

4〈3ヵ月も続いた微熱が漢方で改善〉

治例図

Kさん(32歳・女性)は、3ヵ月ほどのどの痛みと微熱、体のだるさが続いていました。病院でレントゲンを撮ったり、肝臓の検査をしても異常がなく、微熱の原因が何もないため、医師からは特に心配はいらないといわれました。
しかし、本人としてはやはり心配であったため、漢方研究医を訪れたところ、春先にひいたかぜが長引いて、体力が落ちているために微熱が出ていると診断され、麻黄附子細辛湯が処方されました。
すぐに、のどの痛みが取れ、1週間ほどで微熱もすっかりなくなりました。

・現代病名:微熱

 
区切り線
 

5〈桂枝湯と麻黄附子細辛湯を合わせる〉

治例図

Mさん(70歳・男性)は、鼻水、くしゃみ、軽い悪寒、のどの痛みなどがあって、漢方外来のある病院で診察を受けました。

医師は、Mさんが少し汗ばんでいること、胃の調子にも自信がないとの答えから、桂枝湯と麻黄附子細辛湯を処方。1包ずつ飲んでもらうと、1日で症状が取れました。

本来は桂姜棗草黄辛附湯という薬が最適なのですが、この薬は煎剤のみでエキス剤がないため、桂枝湯と麻黄附子細辛湯で代用したのです。この組み合わせは、かぜが抜けず長引いているときにも有効です。

弁証論治 リンク表寒虚証 »

・現代病名:感冒

 
区切り線
 

6〈麻黄附子細辛湯でアレルギーが改善〉

治例図

定年後、家庭菜園を楽しんでいるTさん(66歳・男性)は、この春先に突然、激しい目のかゆみと大量の鼻水に襲われました。

心配した奥さんに連れられ、漢方を扱う診療所を訪れたTさんは、アレルギー性の結膜炎と診断され、麻黄附子細辛湯を処方されました。

2週間ほど飲み続けたところ、Tさんのアレルギー症状はすっかり消え、とて も元気になりました。夏野菜の収穫を楽しみに、再び家庭菜園作りに励むようになったTさんは、今後も漢方薬を飲み続けようと思っています。

弁証論治 リンク風寒(表寒)証 »

・現代病名:アレルギー性結膜炎

 
区切り線
 

7〈老人の肺炎をこじらせずに済んだ〉

治例図

Iさんのお祖父さん(77歳)は、冬のある日に、なんとなくだるいといって、早めに布団を敷いて床に就きました。本人は「少し体が冷えたから」とだけいっていましたが、いつもと少し様子が違うので、Iさんは心配になりました。

かかりつけの医師に往診を頼むと、あいにく出張中で明日戻るとのこと。そこで、知人が勤めている近所の漢方薬局に連絡し、お祖父さんの様子を見てもらったのです。すると、悪寒がするといって、しきりにたんを出そうとしている様子から、麻黄附子細辛湯を飲んで、なるべく早く往診を受けるようにとアドバイスをされました。

翌日、駆けつけた医師は「肺炎」と診断。漢方薬のおかげで状態がよかったこともあり、お祖父さんは在宅で療養し、1週間で元気になりました。

弁証論治 リンク風寒(表寒)証 »

・現代病名:肺炎

 
区切り線
区切り
  ●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国の経験処方に基づいて作られた煎じ薬です。
 
 

煎じ方その1 煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ


クスリ

煎じ方その2 煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30〜40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2〜3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


クスリ
神農本草経 神農本草経
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
中国の紙幣

【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。
→HOMEへ(上海・黄浦区・南京東路) →商品情報概要へ(上海・黄浦区・外灘・浦東の夜景/東方明珠塔) →診断のポイントへ(上海・黄浦区・南京東路・路面電車) →弁証論治へ(上海・閘北区・小龍包) →効能・効果へ(上海・黄浦区・蓋杯) →成分・分量へ(上海・虹口区・ネオン) →組成成分へ(上海・黄浦区・豫園商域・街並) →用法・用量へ(上海・黄浦区・豫園・湖心亭) →使用上の注意へ(上海・黄浦区・豫園商域・提灯) →症例・病例へ(上海・黄浦区・倒福)
区切り