12 ウチダ 柴胡加竜骨牡蛎湯 煎じ薬


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![]() 実証タイプの精神不安感 |



自信喪失・精神不安型の方に! ●精神疲労が強くて、身体が重だるい人に用います。イライラと不安感とが同時にあることが特徴です。 ●現代はストレスの多い時代といわれますが、気苦労の多い仕事や環境等で心の緊張が続いたり、身体は比較的丈夫なほうでもよく眠れない、落ち着かない、不安といった精神症状や自律神経系を介して動悸、高血圧など、いろいろな症状が現れやすくなるものです。 ●漢方では、精神的ストレスによって肝(かん)(今日でいう自律神経系)に乱れが生じ、心身に変調を来すと考えます。 ●ウチダ柴胡加竜骨牡蛎湯煎じ薬は、疏肝作用(そかんさよう)といって、漢方でいう肝をリラックスさせる働きで、これらの症状を緩和する漢方薬です。 ●標準的体力で種々の精神神経症状をもつ人によく用いられます。 ●柴胡加竜骨牡蛎湯は、体力に自信があるものの、なぜか気分はすぐれず、小さなことでイライラしたりクヨクヨしたりしてしまうような人に向いています。イライラや精神不安を鎮める作用があり、ノイローゼ、めまい、不眠、心臓の急な動悸などの解消にすぐれた効果をもたらす、歴史ある良薬です。また、高血圧症や動脈硬化症、男性のバセドー症にも応用されます。 |
【適応症】高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜泣き、ノイローゼ、てんかん、インポテンツ、心身症、動脈硬化症、慢性腎臓炎、神経衰弱症、神経性心悸亢進症、ヒステリー、高血圧、腎臓病、心臓衰弱。 |
【妊娠・授乳の注意】![]() ●授乳中は、乳児が下痢(泄瀉)をする場合がありますので、使用には注意が必要です。 |

従って、この期間のご注文の発送は1月6日(水)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0991 | 30日分 | 14,980円 | 15,729円(税込) |

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●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。![]() |

【診断のポイント】 ●胸脇苦満 ●臍上悸 ●煩驚 |
柴胡加竜骨牡蛎湯は、次の証の方に最適です。![]() ●肝陽上亢 » ●心肝火旺 » ![]() |
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【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 精神不安があって、動悸、不眠などを伴う次の諸症: 高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜泣き。 |
![]() ![]() 中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。柴胡加竜骨牡蛎湯の構成生薬は、下記の10種類です。体の炎症や機能の亢進状態をしずめる柴胡と黄ごん、気分を落ち着ける竜骨と牡蛎、おだやかな発散作用のある桂皮、胸のつかえ感や吐き気をおさえる半夏などが配合されています。 日本薬局方 サイコ(柴胡)5.0g 日本薬局方 ハンゲ(半夏)4.0g 日本薬局方 ケイヒ(桂皮)3.0g 日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)3.0g 日本薬局方 オウゴン(黄ごん)2.5g 日本薬局方 タイソウ(大棗)2.5g 日本薬局方 ニンジン(人參)2.5g 日本薬局方 ボレイ(牡蛎)2.5g 日本薬局方 リュウコツ(竜骨)2.5g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)1.0g |
【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。 |




![]() ![]() 食間とは…食後2〜3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2〜3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
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小学4年生の女子。体重30kgの小柄なタイプです。 ・現代病名:あがり | |
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あまり血色のよくない肥満した婦人が、胃が悪いと言って来院した。 ・現代病名:こしけ | |
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50歳の男性会社員。 ・現代病名:バセドウ氏病 | |
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営業マンのEさん(34歳)は、慢性の便秘を気にしていましたが、客先でトイレを借りるわけにもいかず、下剤も飲めません。 ・現代病名:慢性便秘 | |
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証券会社に勤務する40代後半のAさんは、これまで順調に出世街道を突き進み、半年前にめでたく都内の支店長に昇格しました。最初はやる気満々で、バリバリ仕事をこなしていたのですが、このところ業績が伸び悩み、厳しいノルマに頭を薄める毎日です。そのうちに疲労感や不眠に悩まされるようになり、精力も大きく減退してしまいました。そして、仕事に対する自信も失ってしまったのです。 ・現代病名:精力減退 | |
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●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られた煎じ薬です。 ●本方は、小柴胡湯の加減方である柴胡加竜骨牡蛎鉛丹桂枝茯苓大黄湯の略と考えられています。現在は一般的に原典の12味ではなく、鉛丹・大黄を除いた10味を柴胡加竜骨牡蛎湯として用いることが多くなっています。 ●比較的体力があるが、精神不安によって高血圧の随伴症状(動悸、不眠、不安)を訴える方に使用します。 ●イライラや不眠、よく夢を見たり、動悸などの神経症状が強く便秘がちの方に使用します。胸脇部に抵抗があり、へそのあたりに動悸がふれる方に用います。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ

煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30〜40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2〜3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。

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