20 ウチダ 防已黄耆湯 煎じ薬



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![]() 気虚型浮腫(むくみ) |



●水太り、関節痛の漢方薬です。汗かきで、からだやヒザが重だるい人。汗かきでむくみやすく、からだが重だるい人。膝関節炎や水太りにも多用されます。 ●ウチダ防已黄耆湯煎じ薬が適応する方は一般に色白で筋肉にしまりのない、いわゆる水太りで、汗のかきやすい傾向があります。防巳黄耆湯は、体表(皮膚や関節)を強化し、過剰の発汗を抑えて水分代謝をよくし、下半身の浮腫(ふしゅ)などをとり、重だるい身体を軽く感じさせる働きをします。このことは、運動しやすい身体の状態をつくることにも通じ、肥満の改善に役立ちます。 ●また、膝関節の腫れ(はれ)や痛みを取るのに効果があります。 |
【適応症】多汗傾向のある腎炎、ネフローゼ、妊娠浮腫、陰嚢水腫、肥満症、関節炎、皮膚炎、多汗症、月経不順、癰、せつ、筋炎、変形性膝関節炎、蕁麻疹、わきが、関節リウマチ、膝関節炎、足関節炎 |
【妊娠・授乳の注意】![]() |

従って、この期間のご注文の発送は1月6日(水)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1050 | 30日分 | 9,980円 | 10,479円(税込) |

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●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。![]() |

【診断のポイント】 ●ブヨブヨした肥満(風湿身重) ●多汗 ●下肢浮腫傾向 |
防已黄耆湯は、次の証の方に最適です。![]() ![]() |
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【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 色白で疲れやすく、汗のかきやすい傾向のある次の諸症:肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)、関節痛、むくみ |
![]() ![]() 中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。防已黄耆湯の構成生薬は、下記の6種類です。主薬の防已は、体の水分循環をよくして余分な水分を取り去るとともに、痛みを発散して治します。蒼朮も水分循環をよくする生薬で、防已の作用を助けます。もう一つの主薬黄耆には、滋養強壮作用のほか汗を調節する作用があるといわれます。さらにこれに、胃腸によい生姜と、緩和作用の大棗および甘草が加わります。 日本薬局方 オウギ(黄耆)5.0g 日本薬局方 ボウイ(防已)5.0g 日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)3.0g 日本薬局方 タイソウ(大棗)3.0g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)1.5g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)1.0g |




![]() ![]() 食間とは…食後2~3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
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肥満症(水太り)、関節痛、むくみ、水太りで皮膚にしまりがなく、汗をかきやすい方の漢方の名薬 



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25歳、女性。 ・現代病名:肥満 | |
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21歳、女子。 ・現代病名:ネフローゼ症候群 | |
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Tさん(52歳・女性)は、40代後半から徐々に太りはじめ、1年前からはひざが腫れて痛むようになっていました。 ・現代病名:膝痛 | |
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●本剤は、漢方の古典「金匱要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られた煎じ薬です。 ●本方は6種類の生薬から成り、主薬である防已、黄耆の名をとって方剤名とされました。 ●「汗かきで、からだやヒザが重だるい人」をポイントに、 ①色白で体内の水分の多い肥満、むくみ、汗をかきやすい等に用います。 ②重だるく痛む関節炎の改善に用います。 ●使用上の注意:熱症、便秘傾向、脂肪太りの肥満には防風通聖散を用いてください。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ

煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。

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