ウチダ漢方薬43 ウチダ 六君子湯 煎じ薬

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商品情報 第2類医薬品
  煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。  
  主治(Mainly treatment)
脾胃気虚(痰多)・痰湿  
六君子湯 ウチダ 六君子湯 煎じ薬 ウチダ 六君子湯 煎じ薬
  下痢・軟便に!
胃下垂、消化不良の漢方薬です。
●胃腸が弱く食欲がない、あるいは食べてもよく消化されないという方は、体調がすぐれず疲れやすくなりがちです。ウチダ六君子湯煎じ薬は、このような症状の方に用いられ、胃腸の働きを改善し、体調を整えていく漢方薬です。
●食べると眠くなり、疲れやすく朝寝起きの悪い人。食欲が少ない・食欲にムラがある・ゆっくりとしか食べられないという脾虚の人の処方です。
●食べるとすぐに眠くなる人、起きると顔や手足がむくむ人、疲れやすくて寝起きが悪いが夜ふかしの人。胃腸が丈夫でない人に使われる代表的処方です。
●食欲なく、太っている人にも使えます。また若い人の胃腸薬としてお勧めでき、アレルギー性鼻炎、喘息、慢性腎炎によるむくみなどにも幅広く応用されます。
●全体として、脾虚痰飲を伴う証に適応する方剤となっています。
○やせ型で顔色が悪く、疲れやすい方に向く処方です。
●西洋薬などで胃壁が荒れてしまった場合にも用いられます。
 
  【適応症】C型肝炎胃下垂胃アトニー消化不良嘔吐食欲不振胃痛胃炎胃拡張症胃神経症悪阻(つわり)、虚弱児の食欲不振胃潰瘍、虚弱児の消化不良、術後の胃腸障害、胃癌食道癌慢性腹膜炎自家中毒、虚弱者の胃腸型感冒虚弱者、老人・脳卒中患者の体力補強、潰瘍性大腸炎

【こんな時には】
●六君子湯は虚証の患者に使用される代表的な方剤であり、心窩部・不快感や胃もたれ感・食欲不振などに対して使用されます。

●六君子湯は機能性ディスペプシアのうち、食後・愁訴症候群に対する第1選択薬です。

●プロトンポンプ阻害薬・抵抗性・胃食道・逆流症に対する有効性も期待されます。

●最近では中医学の「証」にこだわらず、西洋医学的な手法で、六君子湯の有効性を証明した研究が増えています。

●六君子湯はグレリンの分泌を亢進させるという、ユニークな作用を有します。
 
  【妊娠・授乳の注意】女性 ●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
 
 
区切り
●12月28日(月)~1月4日(月)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月6日(水)以降になります。

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k1060 30日分 14,980円 15,729円(税込)
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区切り
  【診断のポイント】
●食欲不振と食後の膨満感、睡気
心下痞、胃内停水
●悪心、嘔吐、下痢傾向
 
  六君子湯は、次のの方に最適です。
弁証論治
●気虚 »
●脾気虚(脾胃気虚・脾胃虚弱・中気不足) »
●食滞胃カン(胃中停食) »
●脾肺気虚 »
雲崗石窟(山西省大同市)  
張仲景(医方の祖)
  【効能効果】(efficacy)(健康保険上)
胃腸の弱いもので、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:胃下垂胃アトニー消化不良、嘔吐、食欲不振、胃痛胃炎  
  成分
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。六君子湯の構成生薬は、胃腸によい下記の8種類です。無駄な水分を取り除く蒼朮と茯苓、滋養作用のある人参、吐き気をおさえる半夏、健胃薬の陳皮、緩和作用の甘草などが配合されています。
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)4.0g 日本薬局方 ニンジン(人参)4.0g 日本薬局方 ハンゲ(半夏)4.0g 日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)4.0g 日本薬局方 タイソウ(大棗)2.0g 日本薬局方 チンピ(陳皮)2.0g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)1.0g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)0.5g
 
 

【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。
半夏  生姜  大棗  人参  甘草  白朮  茯苓  陳皮 

李時珍(本草綱目の編集)龍門石窟(河南省洛陽市)
  使用方法
食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
 
   
 
 
本剤は、〈煎剤〉です。
煎剤 煎剤…生薬に水を加えて煎じ(煮出し)、生薬の成分を抽出させた熱い煎じ薬を薬として飲むものです。
 
 
長生きの方(中国の100歳以上)

症例・病例・治癒例・case study
足跡【六君子湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
 

1胃炎

治例図

50歳男子。ある小学校の校長。半年前より胃腸の調子が悪く、徐々にやせてくるため、病院で検査を受けたところ、無酸性胃炎であり、がんに移行する危険があると診断された。食欲はなく、顔色が悪い。心窩がつかえ、ときにシクシクと痛む。多少腹鳴があることを目標に半夏瀉心湯を投与したが、症状はわずかに改善がみられた、という程度にとどまった。4週間後、今度は易疲労を強く訴えたため、六君子湯に変方すると症状は急速にとれはじめ、3ヶ月日には食欲も出て体力も回復した。

・現代病名:胃炎

 
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2胃下垂症〉

治例図

28歳の婦人。平素から胃腸が弱い。最近目立ってやせたので医師に診てもらったところ、胃下垂症で、胃が骨盤まで下がっているといわれた。そのため食欲がなく、少し食べると、みずおちが重く、ときどきめまいがする。それと便秘のために4日に一度ぐらい洗腸しているという。脈は力なく、瞬の上で振水音を証明する。六君子湯を与え、甘味を制限した。これをのむと毎日気持のよい通じがあり、食が進むようになり、1ヶ月ほどで4キロほど体重が増え、振水音もかすかに証明できるほどになった。そればかりか風邪もひかなくなった。

・現代病名:胃下垂

 
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3〈曇りの日に現れる頭重感とめまい〉

治例図

主婦のNさん(36歳)は、いつも頭が重だるく、めまいがして、体に力が入らないという症状で悩んでいました。この症状は、特に曇りの日や台風の前後にひどくなります。そこで、Nさんは漢方を処方するクリニックを訪れました。日ごろから胃が弱く、冷え症のNさんには、頭重感を治す標治(局所的な治療)の処方として半夏白朮天麻湯、胃弱という体質を改善する本治(根本的な治療)の処方として六君子湯が出されました。
服用を始めると、徐々に胃の調子が整い、それに伴って頭重感やめまいなどが起こる回数が減り、やがてまったく症状が現れなくなりました。

・現代病名:頭重感・めまい

 
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4〈2年間続いた尿もれが2週間で快癒〉

治例図

会社経営者のSさん(58歳)は、行動的でおしゃれな女性ですが、肥満気味で、2年前から頻尿と尿もれに悩んでいました。トイレに間に合わないことが多く、常に下着を持ち歩いていたほどです。自分で治そうといろいろ試しましたが、改善せず、知人の紹介で病院を受診しました。
Sさんは胃が弱く、冷えやむくみがあるため、真武湯六君子湯を併用することになりました。服用を始めて2週間、尿もれは完全に治まりました。冷えが取れ、胃の状態が安定すると、顔のむくみが消え、体重も2kg減っていました。

・現代病名:尿もれ

 
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5〈だるさとむくみが取れた〉

治例図

Fさん(25歳・女性)はだるさが取れず、疲れやすくて根気もありません。のどが渇くので、いつも水を飲んでおり、足もむくんでいました。さらには、食べると下痢をするという状態です。
そこで近くの漢方薬局で相談したところ、六君子湯十全大補湯を処方されました。胃腸を丈夫にして、水分代謝をよくするという漢方薬です。すると、半月でむくみが取れ、下痢も治り、だるさも消えました。その上、ざらざらしていた肌もキレイになり、思わぬ効果に大喜びでした。

・現代病名:だるさとむくみ

 
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足跡【六君子湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク四君子湯 » …胃腸虚弱であるが、気虚の症が主で、痰飲の症はない。

 
 

リンク半夏瀉心湯 » …心下痺鞭腹中雷鳴等痰飲の症はあるが、比較的実証である。

 
 

リンク人参湯(理中丸) » …胃腸虚弱であるが、冷え(裏寒の症)が主症である。

 
区切り
  ●本剤は、漢方の古典「万病回春」(まんびょうかいしゅん)(明代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく煎じ薬としたものです。
●主薬は君薬とも呼ばれます。本方は四君子湯と二陳湯の合方ですが、それぞれの主薬である人参、朮、茯苓、甘草及び陳皮、半夏の6生薬より六君子湯と名付けられました。
●現代人に多い脾胃気虚兼痰湿のあるものに用います。
①胃腸が弱く疲れやすい方、朝起きにくい方。
②慢性の病気で体力不足ぎみの方。
③特に、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息の方などに広く用います。
 
 

煎じ方その1 煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ


クスリ

煎じ方その2 煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


クスリ
神農本草経 神農本草経
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
中国の紙幣

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