26 ウチダ 桂枝加竜骨牡蛎湯 煎じ薬



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![]() 心気虚・心陽虚による虚寒性不眠・動悸・夜尿/腎陽虚で腎気不固が著しいもの標治法 |



●ウチダ桂枝加竜骨牡蛎湯煎じ薬は、腹力のない虚弱体質者の次の諸症 ①神経性心悸亢進症・不眠症 ②精力減退・陰萎・遺精 ③小児夜驚症 ただし、顔色はあまりすぐれず、臍部(せいぶ)に動悸を触れることを目標とします。 ●古来より虚弱な人で疲れやすく、興奮しやすいものの神経質、不眠症、小児夜泣きなどに賞用されます。 ●本方は、桂枝湯に竜骨と牡蛎を加えた薬方で、桂枝湯証(虚証)に神経症状、動悸逆上などの加わった例によく用いられます。 ●腎虚による気血不足の症候を治します。 ●同じ精神安定剤の柴胡加竜骨牡蛎湯とは反対に、もともと体質や気質が虚弱なタイプ、または何らかの影響で虚弱になってしまった方に用います。ノイローゼや不眠症、慢性的神経衰弱などを改善し、気持ちを悲観的な状態から肯定的な状態にまで変えることのできる妙薬です。 |
【適応症】自律神経失調症、神経質、不眠症、小児夜泣き、小児夜尿症、眼精疲労、神経衰弱、ノイローゼ、心身症、性的神経衰弱、遺精、陰萎、心悸亢進、脱毛症、眼精疲労、早漏、夢精、チック症、灸あたり、性ホルモン剤の乱用によるのぼせ症、ヒステリー |
【妊娠・授乳の注意】![]() |

従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0982 | 30日分 | 9,980円 | 10,479円(税込) |

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●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。![]() |

【診断のポイント】 ●神経症状(夢精、夢交、不眠、煩驚、動悸) ●小腹弦急(下腹部の腹直筋緊張) ●臍上悸 |
桂枝加竜骨牡蛎湯は、次の証の方に最適です。![]() ●心気虚 » ●心陽虚 » ●腎陽虚(命門火衰) » ●胃虚寒(胃気虚・胃気虚寒) » ![]() |
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【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 体質の虚弱な人で疲れやすく、興奮しやすいものの次の諸症: 神経質、不眠症、小児夜泣き、小児夜尿症、眼精疲労、神経衰弱、性的神経衰弱、遺精、陰萎。 |
![]() ![]() 中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。桂枝加竜骨牡蛎湯は、主薬の桂枝(桂皮)をはじめ、下記の7種類の生薬からなります。おだやかな発汗・発散作用のある桂皮、気分を落ち着ける竜骨と牡蛎、痛みをやわらげる芍薬、体をあたためる生姜、緩和作用のある甘草などが配合されています。 日本薬局方 ケイヒ(桂皮)4.0g 日本薬局方 シャクヤク(芍薬)4.0g 日本薬局方 タイソウ(大棗)4.0g 日本薬局方 ボレイ(牡蛎)3.0g 日本薬局方 リュウコツ(竜骨)3.0g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)2.0g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)1.5g |
【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。 |




![]() ![]() 食間とは…食後2~3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
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小学校を卒えて、某会社の給仕になっている13歳の男子。 ・現代病名:頭痛、のぼせ、足冷、耳鳴 | |
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42歳の女子。 ・現代病名:自律神経失調症 | |
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Hさん(60歳・女性)はイライラして落ち着かず、眠りも浅く、夢の中でもイライラするほどでした。 ・現代病名:イライラ | |
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高校教師のNさん(45歳・男性)は、ある年から3年生のクラス担任になりました。大学受験を控えるクラスを受けもつことになったのです。Nさんは、何とか全員を合格させたいと思い、相当に心労が重なっていたようです。 ・現代病名:脱毛症 | |
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Y子さん(22歳)は芸術系の大学の学生です。 ・現代病名:拒食症 | |
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A君は、小学2年生の男の子です。西洋医学はもちろん、薬局で勧められて小建中湯も試してみましたが、夜尿症が治りませんでした。 ・現代病名:おねしょ | |
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職場のストレスが原因で激やせし、半年ほど前からは月経も止まってしまったHさん(23歳・女性)です。 ・現代病名:無月経 | |
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Fさん(35歳・男性)は、数年前に結婚して以来、精力が衰えて悩んでいました。最初のころは精力増強剤などを通信販売で購入していましたが、今ひとつ効果が現れません。妻からも子どもが欲しいと常にせがまれ、精神的にも疲れ果ててしまいました。 ・現代病名:インポテンス | |
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小学校3年生のS子ちゃんは、1年生のときに円形脱毛症になり、だんだん進行して頭髪が全部抜けてしまいました。脱毛は頭髪だけで止まらず、ついには眉毛もまつげもない全身脱毛になってしまったのです。脱毛とともに、手足の冷えもありました。 ・現代病名:円形脱毛症 | |
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主婦のWさん(40歳)は、数年おきに円形脱毛症を繰り返しているため、バンダナを巻いた上から帽子をかぶるというのが外出時のスタイルになっていました。 ・現代病名:円形脱毛症 | |
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ある日、行きつけの美容院で500円玉程度の円形脱毛症を発見されたKさん(50歳・女性)。すぐに皮膚科を訪れたところ、そこは漢方も処方する医院でした。 ・現代病名:円形脱毛症 | |
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やせ型のR子さん(32歳)が初めて漢方を扱う医師のもとを訪れたときは、両脇を姉と夫に支えられなければ立っていられない状態でした。 ・現代病名:自律神経失調症 | |
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漢方を処方する病院に、夫同伴でやってきたAさん(32歳)が、初めに訴えたのは、冷え症治療でした。しかし、問診をしていくうちに、Aさんには冷え症だけでなく、軽度のヒステリーが隠されていることが分かりました。 ・現代病名:ヒステリー | |
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●本剤は、漢方の古典「金匱要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られた煎じ薬です。 ●本方は気・血の薬である桂枝湯に竜骨と牡蠣を加味した処方で、処方名はこれに由来します。 ●比較的燥証向きの方剤構成なので、胃内停水などはないのを通常とします。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ

煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。

【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。
