31 ウチダ 呉茱萸湯 煎じ薬



![]() |
![]() 風寒型頭痛・嘔吐 |



●胃に虚寒があり気の動揺が烈しくて、乾嘔、吃逆(しゃっくり)、頭痛などの症状を呈する方に用います。 ●常習頭痛又は嘔吐を目標として用います。 ●頭痛は発作性が烈しいことが多く、しばしば嘔吐を伴います。 ●嘔吐を目標とする場合も頭痛や胸満を伴うことを条件とします。 ●足の冷える方のしゃっくり(吃逆(きつぎゃく))に良く効く場合があります。 ○この方剤の使用条件は足が冷たいことです。 ●体内に滞った水(水毒)を取り除き、みずおち辺りのつかえ感、食欲不振、手足の冷えなどを解消します。また、水毒のために起こる慢性頭痛の激しい痛みを根本から解消し、しゃっくり、ひきつけにも有効な、口に苦い良薬です。 |
【適応症】習慣性偏頭痛、習慣性頭痛、嘔吐、妊娠嘔吐、脚気、衝心、吃逆(しゃっくり)、偏頭痛、発作性頭痛、胃炎、胃拡張、胃下垂、胃酸過多症、回虫症(嘔吐、流涎(よだれ))、子癇(しかん)、日射病、尿毒症 |
【妊娠・授乳の注意】![]() |

従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|---|
k0988 | 30日分 | 9,980円 | 10,479円(税込) |

![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
電話注文 » |
FAX注文 » |
メール注文 » |
直接来店 »![]() |
●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。![]() |

【診断のポイント】 ●胸苦しさと心下痞硬 悪心、嘔吐(嘔して胸満) ●四肢の冷え(四肢建) ●激しい頭痛がある(頭項強痛) ●めまいはないのが特長 |
呉茱萸湯は、次の証の方に最適です。![]() ![]() |
![]() |
【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 手足の冷えやすい中等以下の体力のものの次の諸症: 習慣性偏頭痛、習慣性頭痛、嘔吐、脚気、衝心。 |
![]() ![]() 中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。呉茱萸湯は、主薬の呉茱萸をはじめ、下記の4種類の生薬からなります。呉茱萸には、上昇する痛み、つまり上半身で生じる頭痛や肩こり、あるいは嘔吐をおさえる作用があるといわれます。 日本薬局方 タイソウ(大棗)…4.0g 日本薬局方 ゴシュユ(呉茱萸)…3.0g 日本薬局方 ニンジン(人參)…2.0g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.5g |




![]() ![]() 食間とは…食後2~3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
|



![]()
ある日のこと、40代の女性が母親に連れられ、漢方の専門家を訪ねてきました。 ・現代病名:頭痛 | |
![]() |
![]()
会社員のMさん(35歳)は、子宮内膜症のため、月経のたびに激痛に苦しみ、それとともに大量出血があるため、痛み止めの座薬が欠かせませんでした。 ・現代病名:頭痛 | |
![]() |
![]()
主婦のNさん(45歳)は、体力に自信があったため、あまり気にしていなかったのですが、月経困難症が年々、ひどくなっていました。市販の鎮痛剤を服用していましたが、効かないほど痛みが強くなり、毎月のように寝込むようになってしまいました。 ・現代病名:月経困難症 | |
![]() |
![]()
イラストレーターのAさん(26歳・女性)は、片頭痛の発作に襲われると、毎回、2日間ほど寝込んでしまいます。 ・現代病名:片頭痛 | |
![]() |


| |
| |
| |
| |

●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国の経験処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく煎じ薬としたものです。 ●本方は4種類の生薬から成り、その主薬である呉茱萸の名をとって処方名とされました。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ

煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。

【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。
