7 ウチダ 八味丸料 煎じ薬
煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。 |
(Mainly treatment) 腎陽虚弱証(老化・夜閉頻尿・糖尿病) |
精力減退・目のかすみに!夜間尿・下半身の脱力感に! ●腰から下がだるい方の漢方薬です。その状態は冷える(足の裏はほてることもある)ことと、重だるいことが特徴です。冷えのために夜中にたびたびトイレに行く人には、特に良く効きます。 ●漢方医学に腎気(じんき)という言葉がありますが、これは人間のからだの働きのもとになるエネルギーといえるもので、からだのみずみずしさや活力の源になると考えられています。この腎気が中年以降になると徐々に失われ(腎虚(じんきょ)といいます)、いわゆる老化現象があらわれるようになります。 ●ウチダ八味丸料煎じ薬は、腎気を補う漢方薬として用いられ、尿の出が悪くなったり、夜間よくトイレに起きたり、また足腰が痛むとか、目がかすんで小さな文字が読みにくいなどの症状に効果があります。 |
【適応症】腎炎、糖尿病、インポテンツ、腰痛、脚気、前立腺肥大、膀胱カタル、高血圧、頻尿、排尿困難、むくみ、下肢痛、しびれ、老人のかすみ目、かゆみ、坐骨神経痛、血糖増加による口渇、動脈硬化、慢性腎炎、ネフローゼ、萎縮腎、浮腫、産後脚気、更年期障害、老人性の湿疹、低血圧、夜尿症、腎盂炎、脳出血、下肢の麻痺、脱力、スモン病(初期)、白内障、緑内障、眼精疲労、視力減退、老人性皮膚掻痒症、陰部掻痒症、湿疹、肺気腫、喘息、脱肛、便秘、耳鳴り。 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、体力が充実し、暑がりで、のぼせのある熱実証の方、胃腸が弱く、食欲不振や吐き気、嘔吐や下痢などを起こしやすい方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】
●牡丹皮の成分により、流早産の危険性があります。 ●附子が含まれているため子供の使用や、附子を含む他製剤との併用には、充分な注意が必要です。 |
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1042 | 30日分 | 12,980円 | 13,629円(税込) |
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【診断のポイント】 ●下半身機能低下(腰痛、足弱) ●足腰の冷え ●排尿障害(臍下不仁) |
八味地黄丸は、次の証の方に最適です。 ●陽虚 » ●腎気虚 » ●腎陽虚(命門火衰) » |
【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少または多尿で時に口渇がある次の諸症: 下肢痛、腰痛、しびれ、老人のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ。 |
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。八味地黄丸は、その名が示すよう、主薬の地黄を中心に下記の8種類の生薬からなります。 地黄には、貧血症状を改善し元気をつける作用があります。山茱萸や山薬にも滋養強壮作用があり、地黄の働きを高めます。茯苓と沢瀉は、水分循環をよくする生薬です。牡丹皮は漢方でいう「(おけつ)」を治す生薬で、血行障害を改善し血のめぐりをよくします。 さらに、体をあたため痛みをとる桂皮と附子が加わります。 八味地黄丸料エキス5.76g・ジオウ3.06g・サンシュユ1.84g・サンヤク1.84g・タクシャ1.84g・ブクリョウ1.84g・ボタンピ1.84g・ケイヒ0.61g・加工ブシ末0.61g |
食前または食間に服用してください。 食間とは…食後2~3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
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生命力の源「腎」の気を補う老化予防の妙薬
【八味地黄丸の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈目の疲れ〉
56歳、男性。 ・現代病名:疲れ目 | |
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〈糖尿病〉
43歳、女子。 ・現代病名:糖尿病 | |
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〈約半年で症状が大幅に改善〉
50代前半から残尿感に悩まされていた名古屋市の個人タクシー運転手・Sさん(57歳)が、3年前に市内の病院を受診すると前立腺肥大症との診断を受けました。 ・現代病名:前立腺肥大症 | |
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〈夜間頻尿、倦怠感〉
年齢/50歳代。性別/男性。 ・現代病名:夜間頻尿、倦怠感 | |
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〈美肌を取り戻した70代女性〉
73歳のN子さんは、頻尿とのぼせ、だるさ、耳鳴り、寝付きの悪さなどの複数の不快症状を訴えて漢方を処方する医院へ来院し、八味地黄丸を処方されました。 ・現代病名:肌荒れ | |
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〈漢方のおかげでようやく結石が出てきた〉
65歳になるY子さんは、半年前に腰が痛み出し、血尿が出ました。すぐに病院に行くと、腰の痛みではなく尿路結石による痛みとの診断結果でした。鎮痛剤を処方され、痛みは和らぎましたが、石は出ず、腰の鈍い痛みも取れずにいました。 ・現代病名:結石 | |
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〈八味地黄丸で老眼鏡いらずの視力を回復〉
団体職員のFさん(42歳・女性)は、40代に差しかかるころから、書類や新聞の文字が読みづらくなり、老眼鏡を使用しはじめました。本人は「老眼は誰でもなるものだから」とあまり気にしていませんでしたが、50代の上司はいまだに老眼鏡の必凄もなく若さを保っています。 ・現代病名:老眼 | |
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〈八味地黄丸の服用で視力が戻った例〉
会社役員のYさん(58歳)は活動的で、若いころは、かなりスポーツで鳴らした人物でした。体力と同様、50歳代になってからは目がよいことも自慢で、「衰えを知らない」といっていました。 ・現代病名:老眼 | |
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〈八味地黄丸で排尿の回数が減った〉
Kさん(70歳・男性〕は、1年ほど前から排尿の回数が増え、夜中に2、3度トイレに行くために起きていました。年のせいだと、あきらめていましたが、知人から漢方薬を扱っている医師を紹介されたので、訪ねてみました。 ・現代病名:頻尿 | |
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〈八味地黄丸で男性機能も回復〉
Tさん(72歳・男性)は、軽い尿もれで病院を受診し、八味地黄丸を処方されました。この薬は下半身の機能低下に効果があり、尿もれだけでなく、前立腺肥大、腰痛、脚気、インポテンスなどにも用いられます。実はTさんは、インポテンスも改善したいと思っていました。 ・現代病名:尿もれ | |
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〈目の疲れが取れ元気になった〉
老眼のせいで目が疲れることが多くなったと、漢方の診療所に行ったFさん(70歳・女性)。足腰がだるい、元気が出ないといった全身の倦怠症状があり、白内障の初期でもありました。 ・現代病名:視力減退 | |
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〈尿の出が改善した〉
花屋でアルバイトをしているFさん(50代前半・女性)は1ヵ月前から、尿の出が悪くなり、残尿感や尿漏れに悩まされていました。 ・現代病名:残尿感 | |
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〈骨粗鬆症による背中の痛みが引いた〉
Hさん(70歳・女性)は、老人会のバス旅行に参加して、帰宅後に背中が痛みだしました。 ・現代病名:骨粗鬆症 | |
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〈初期の老人性白内障が半年で治った〉
目のかすみ、老眼が気になりだしたRさん(60歳・女性)は、ある日眼科を受診しました。診察の結果、白内障と診断され点眼薬を処方されました。 ・現代病名:老人性白内障 | |
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〈血圧の改善とともに白内障が解消〉
漢方を扱う医師のもとで高血圧の治療を受けていたHさん(55歳・男性)は、治療を始めて間もなくすると、ものが見えにくくなってきました。 ・現代病名:白内障 | |
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〈糖尿病〉
70歳の男性。二十年来糖尿病の持病があり、いつも口が渇いています。 ・現代病名:糖尿病 | |
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〈冷え、痛みに八味地黄丸〉
女性28才、身長160㎝、体重50㎏の体格中肉の方です。 ・現代病名:冷え、痛み | |
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〈頻発する膀胱炎が快癒〉
主婦のEさん(47歳)は、若いころから冷え症に悩まされていました。特に下半身の冷えがひどく、年に2、3回は膀胱炎にかかっていました。 ・現代病名:膀胱炎 | |
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〈ハ味地黄丸でインポテンスが改善〉
60代後半になろうとしているOさんは中肉中背の男性です。長年勤めた会社を定年退職してから、なんとなく気カが減退してきたように感じていました。また、足腰が冷えやすくなり、夜間に何度もトイレに起きるようになっていました。 ・現代病名:インポテンス | |
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〈釣藤散と八昧地黄丸で眼圧と血圧が安定〉
40代のころから眼圧が高くなり、かかりつけの眼科から、長年、点眼剤をもらい続けていたC子さん(62歳)ですが、最近は、眼圧が高くなると激しい頭痛と高血圧に悩まされるようになりました。 ・現代病名:緑内障 | |
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【八味地黄丸類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
六味丸(六味地黄丸) » …腎陰虚、虚熱の症状がある。 | |
小建中湯 » …虚労(倦怠感が著しい)、裏急(腹壁が薄く腹直筋の上の方がっっ張っている)、尿異常なし。 | |
桂枝加竜骨牡蛎湯 » …精力減退、多尿など腎陽虚の症状があるが、尿異常なし。腹部の動悸がある。少腹弦急、脈微緊。(気血不足、虚陽上浮) | |
●本剤は、漢方の古典「金匱要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく煎じ薬としたものです。 ●8種類の生薬から成ることを八味と表現し、地黄を主薬とするので、八味地黄丸と名付けられました。八味丸、八味腎気丸、金匱腎気丸などと呼ばれることもあります。 ●体力が弱い中年以後の老齢者の下肢痛・腰痛・排尿困難に使用します。 ●下半身の脱力感・腰痛に用います。疲れやすくて、手足が冷え、お小水が近く、ときに口が渇き、下半身に脱力感、痛み、しびれなどを訴える方に使用します。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ
煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
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