ウチダ漢方薬37 ウチダ 半夏白朮天麻湯 煎じ薬

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商品情報 第2類医薬品
  煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。  
  主治(Mainly treatment)
胃腸虚弱の方の頭痛と目眩(めまい)/痰飲による頭痛と目眩(めまい)  
半夏白朮天麻湯 ウチダ 半夏白朮天麻湯 煎じ薬 ウチダ 半夏白朮天麻湯 煎じ薬
  ●漢方では、めまいの第一の要因として水毒を疑います。水毒とは、体の水分が停滞したり偏在することで、その循環が悪いことを意味します。半夏白朮天麻湯は、水分循環を改善し水毒を取り去ることで、めまいを治します。
●病院でも、めまいの治療によく処方されます。
脾胃の虚した方の胃内停水水毒となって上衝し、発作性の頭重と眩暈(めまい)が来た場合が適応症となります。
●脾気虚にともなうめまいに対する代表的方剤です。
●消化吸収や全身の新陳代謝を促進し、利尿によって水毒を除き、めまい、嘔吐、頭痛を改善します。
 
  【適応症】胃腸虚弱で下肢が冷え、めまい頭痛などがある者、慢性胃腸炎、内耳性眩暈(めまい)、胃アトニー症、胃下垂神経症、胃腸虚弱者、低血圧に伴う頭痛低血圧症、蓄膿症、常習性頭痛、メニエール症候群  
  【妊娠・授乳の注意】女性 ●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
 
 
区切り
●12月29日(木)~1月4日(水)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。

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k1045 30日分 14,980円 15,729円(税込)
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区切り
  【診断のポイント】
●眩暈(めまい)、頭重
●腹部軟弱
●胃弱、疲れやすい
 
  半夏白朮天麻湯は、次のの方に最適です。
弁証論治
●心の痰 »
●脾気虚 »
雲崗石窟(山西省大同市)  
張仲景(医方の祖)
  【効能効果】(efficacy)(健康保険上)
胃腸虚弱で下肢が冷え、めまい、頭痛などがある者。  
  成分
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。半夏白朮天麻湯は、その名前になっている半夏と白朮、天麻を中心に、下記の12種類の生薬から成ります。半夏は、吐き気や嘔吐をおさえる漢方の重要な生薬です。白朮と茯苓それと沢瀉には利尿作用があり、体の余分な水分を取り去ります。天麻は、めまいや頭痛を発散して治します。さらに、滋養強壮作用のある人参と黄耆、健胃作用をもつ陳皮や黄柏、麦芽や生姜なども加わります。
日本薬局方 チンピ(陳皮)3.0g 日本薬局方 ハンゲ(半夏)3.0g 日本薬局方 ビャクジュツ(白朮)3.0g 日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)3.0g 日本薬局方 オウギ(黄耆)1.5g 日本薬局方 タクシャ(沢瀉)1.5g 日本薬局方 ニンジン(人参)1.5g 日本薬局方 オウバク(黄柏)1.0g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)0.5g テンマ(天麻)2.0g バクガ(麦芽)2.0g カンキョウ(乾姜)1.0g
 
 

【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。
天麻  半夏  リンク乾生姜(0.5) »  陳皮  人参  黄耆  白朮  茯苓  沢瀉  麦芽  乾姜  黄柏 

李時珍(本草綱目の編集)龍門石窟(河南省洛陽市)
  使用方法
食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
 
   
 
 
本剤は、〈煎剤〉です。
煎剤 煎剤…生薬に水を加えて煎じ(煮出し)、生薬の成分を抽出させた熱い煎じ薬を薬として飲むものです。
 
 

効果胃腸虚弱で下肢が冷え、めまい、頭痛 アットマーク長生きの方(中国の100歳以上)


症例・病例・治癒例・case study
足跡【半夏白朮天麻湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
 

1〈曇りの日に現れる頭重感とめまい〉

治例図

主婦のNさん(36歳)は、いつも頭が重だるく、めまいがして、体に力が入らないという症状で悩んでいました。
この症状は、特に曇りの日や台風の前後にひどくなります。そこで、Nさんは漢方を処方するクリニックを訪れました。日ごろから胃が弱く、冷え症のNさんには、頭重感を治す標治(局所的な治療)の処方として半夏白朮天麻湯、胃弱という体質を改善する本治(根本的な治療)の処方として六君子湯が出されました。
服用を始めると、徐々に胃の調子が整い、それに伴って頭重感やめまいなどが起こる回数が減り、やがてまったく症状が現れなくなりました。

弁証論治 リンク心の痰証 »

・現代病名:頭重感・めまい

 
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2〈体調がよくなり、食後の眠気も解消〉

治例図

Eさん(32歳・男性)は、かねてから手足の冷えに悩まされていました。漢方を用いる医師が診察したとき、Eさんは手足の冷えのほか、病気がないにもかかわらずどうも元気が出ない、疲れやすい、太りたくても太れない、食後は眠気やだるさを覚えて仕事にならない、といった症状を訴えました。
そこで医師は、半夏白朮天麻湯を処方。
Eさんがこの薬を飲みはじめると、2週間たったころから食欲が出てきました。
しかも、食後の眠気が弱くなってきたのです。1ヵ月半後には体重が増えはじめ、手足の冷えがなくなりました。体重が1kg増えたころには、虚証の人に用いる半夏白朮天麻湯が合わなくなるほど体カがつき、体調が整ってきました。
さらに、食後の眠気は完全に解消され、午後の仕事もスムーズにこなせるようになったのです。
現在は安中散に切り換え、好調を保っています。

・現代病名:手足の冷え・疲労感

 
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3〈働きざかりの会社員の疲れや寝起きの悪さが解消した〉

治例図

身長175cmのNさん(38歳)は、体重が57kgとやせ型の男性です。

体調が優れず、仕事に差し障るので、漢方研究医の医院を訪れました。食後すぐ気持ちが悪くなる、天候が悪い日に頭が重い、寝起きが悪いといった訴えから、初め医師は低血圧だろうと思いました。しかし、実際に血圧を測ってみると、意外にも最大血圧150㎜Hg/最小血圧90㎜Hgの高血圧です。

虚証タイプで年齢が若いなどの理由から、医師は、半夏白朮天麻湯をNさんに処方しました。

現在、Nさんは、慢性的な疲れがすっかり取れ、朝もすんなり起きられる、食事もおいしく食べられると喜んでいます。血圧は、若干下がって最大で140㎜Hgぐらいになっています。血圧自体は劇的に下がったわけではありませんが、不快症状の解消は漢方の面目躍如といえるでしょう。

弁証論治 リンク脾胃の痰 »

・現代病名:高血圧

 
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区切り

足跡【半夏白朮天麻湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク呉茱萸湯 » …冷え症の人で項や肩がこり、反復性に激しい頭痛が起こり、悪心、嘔吐を伴う場合に用いる。(胃寒による頭痛)

 
 

リンク五苓散 » …頭痛の症状は呉茱萸湯と似ているが、冷え症でなく、項や肩のこりも少なく、口渇、尿量減少の傾向のある場合に用いる。(水飲内蓄による頭痛)

 
 

リンク釣藤散 » …中年以降の人で高血圧の傾向があって、とくに早朝時に頭痛を訴えることが多く、めまい、耳鳴、のぼせなどの症状を伴う場合に用いる。(脾虚湿痰と肝陽化風の頭痛)

 
 

リンク葛根湯 » …体力中等度以上の人で胃腸症状がなく、項や肩がこり、頭痛を訴える場合に用いる。(太陽傷寒の頭痛)

 
区切り
  ●金時代の「脾胃論」という古典書で紹介されている処方です。
●本方は12種類の生薬から成り、その主薬である半夏・白朮・天麻の名をとって処方名とされました。
●めまいの症状を中心に、頭痛や頭重感、吐き気や嘔吐、手足の冷えなどをともなうときに用います。ふだんから胃腸が弱く、冷え性で体力のあまりない方に向く漢方薬です。
 
 

煎じ方その1 煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ


クスリ

煎じ方その2 煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


クスリ
神農本草経 神農本草経
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
中国の紙幣

【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。
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区切り