ウチダ漢方薬354 ウチダ 桂枝麻黄各半湯 煎じ薬

| HOME | ウチダ 桂枝麻黄各半湯 煎じ薬 |   ウチダ和漢薬ウチダ和漢薬 » ≪医薬品≫  対面販売買物代行・詳細 »
商品情報 第2類医薬品
  煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。  
  主治(Mainly treatment)
表寒証(発熱・悪寒・頭痛・関節痛・脈浮)  
桂枝麻黄各半湯(桂麻各半湯) ウチダ 桂枝麻黄各半湯 煎じ薬 ウチダ 桂枝麻黄各半湯 煎じ薬
  ●桂枝湯と麻黄湯を半量ずつ合方したものです。比較的体力虚弱で、頭痛、悪寒、発熱、咳嗽、皮膚掻痒など風寒による症状を呈する方に用います。
●皮膚の乾燥によるかゆみ、寒い季節の寒冷蕁麻疹など、皮膚に異常はないのにかゆみのある場合や、虫さされ、アトピーにも良いです。
●体力がなく、脈が浮いている方、汗腺の機能障害がある方に用います。
 
  【適応症】蕁麻疹(じんましん)、皮膚掻痒症(かゆみ)、湿疹の初期、皮膚炎、感冒、咳、風疹、麻疹(はしか)  
  【注 意】(Remark) ×残念ながら、熱証(ほてり)の方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。
 
  【妊娠・授乳の注意】女性 ●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
 
 
区切り
●12月29日(木)~1月4日(水)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。

shopping ・ ウチダ 桂枝麻黄各半湯 煎じ薬のお買物
商品番号 規格 本体価格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k0985 30日分 9,980円 10,479円(税込)
数量
shopping
  SSL説明ページへ *【カゴに入れる↓】ボタンk9999をクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
*複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。
*別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
*このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
CreditCardの使用ができるようになりました。
クレジットカード
★送料全国一律500円! 5400円(税込)お買上で無料!     
  電話注文 »電話注文 FAX注文 »FAX注文 メール注文 »メール注文 直接来店 »直接来店
  ●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。
ご注文方法等・詳細ご注文方法等・詳細 »  
区切り
  【診断のポイント】
●微熱。
●悪寒。
●頭痛。
●軽い咳。
 
  【効能効果】(efficacy)(健康保険上)
蕁麻疹、皮膚掻痒症、湿疹の初期  
  成分
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。桂枝…2g
麻黄…2.5g
芍薬…2g
生姜…2g
甘草…1g
大棗…2.5g
杏仁…2.5g

 
 
李時珍(本草綱目の編集)龍門石窟(河南省洛陽市)
  使用方法
食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
 
   
 
 
本剤は、〈煎剤〉です。
煎剤 煎剤…生薬に水を加えて煎じ(煮出し)、生薬の成分を抽出させた熱い煎じ薬を薬として飲むものです。
 
 
長生きの方(中国の100歳以上)

症例・病例・治癒例・case study
足跡【桂枝麻黄各半湯(桂麻各半湯)の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
 

1〈全身アトピーの小1女児〉

治例図

小学校1年生の女児。

全身のアトピー性皮膚炎で、皮膚は乾燥して赤く、痒いのでかくと落屑が粉のように落ちる。毎晩1~2回起きて全身を母親にかいてもらうという。食欲もあるし、口渇も強い。いろいろの手当てをしても効果が上がらなかったという。

問診すると汗をかかない子であると母親がいう。そこで汗腺の調節作用のある桂麻各半湯と白虎加人参湯を与えた。約2週間のむと少しずつ痒みが減っている状態になったが、口渇が甚だしいことと、異常に皮膚が乾燥し、座席に粉をまいたように落屑がでるのを目当てにして越婢加朮湯を与えたところ、2週間、4週間と経過がよく、皮膚に潤いがっき、痒みが減じ、約半年で完治に至った。

学校で同級生たちにきれいになったといわれ、子供は喜んでいますと母親が言っていた。

越婢加朮湯は皮膚疾患の場合、皮膚の「乾湿」はあまり考えなくてもよいといわれる。

弁証論治 リンク風寒証 »

・現代病名:アトピー性皮膚炎

 
区切り線
 

2〈微熱と蕁麻疹(じんましん)が治まった〉

治例図

Tさん(42歳・男性)は、秋口になって体がかゆくなり、36.7~36.9℃の微熱が続いていました。病院での診断はじんましんで、微熱もそれによるものといわれました。しかし、処方されたじんましんの薬を1ヵ月ほど飲んでも、いっこうに改善せず、知人から勧められた漢方研究医を訪れることにしたのです。
診断は、夏の冷房による冷えからくるもので、じんましんは冷えに対する体の反応とのことでした。処方されたのは桂枝麻黄各半湯で、一服で体のかゆみがなくなり、5日ほどで微熱も取れました。

・現代病名:微熱・蕁麻疹

 
区切り線
 

3〈葛根湯を飲み5日間で回復〉

治例図

M子ちゃん(4歳)とK子ちゃん(7歳〕姉妹がはしかにかかり、ほぼ同時に発症しました。

姉妹ともに38℃程度の熱があり、M子ちゃんは汗を多くかき、K子ちゃんはほとんど汗をかいていないという状態でしたが、どちらかというとM子ちゃんの方が症状は重いようでした。

母親が自宅近くの漢方薬局で相談すると、普段から、ころころ太って元気なM子ちゃんには葛根湯を、あまり丈夫ではないK子ちゃんには桂枝麻黄各半湯を勧められました。

するとM子ちゃんは1晩で発疹が体中に現れましたが、ふとんの中で元気に過ごし、5日間ほど葛根湯の服用を続けて回復しました。

一方、K子ちゃんも桂枝麻黄各半湯を6日間服用すると、短期的な高熱と発疹に襲われましたが、内攻を起こすことなく元気に回復したのです。

弁証論治 リンク風寒証 »

・現代病名:はしか

 
区切り線
 

4〈数年できれいに治った〉

治例図

生まれつきアレルギー体質を持つ小学生のTちゃん(当時8ヵ月・女の子)は、近所の皮膚科でステロイド剤によるアトピー性皮膚炎の治療を受けていました。しかし、いっこうによくならないため、母親が以前、同様の症状を治してもらった漢方研究医に相談しました。

Tちゃんはぜんそく持ちで虚証体質のため、桂枝加黄耆湯柴胡桂枝湯の併用を勧められました。この処方を続けたところ、3歳のころには、皮膚の症状がきれいに治ったのです。

また6ヵ月からアトピーの症状が出た弟は、Tちゃんより体力があったため桂枝麻黄各半湯黄耆を加えた漢方薬が処方され、1年で症状がよくなりました。

姉弟は、漢方薬を飲むほか、半身浴も行っていました。これも治りを早めるのに大変効果的だったようです。今では2人とも、薬の必要がないほどよくなっています。

・現代病名:アトピー性皮膚炎

 
区切り線
 

5〈漢方薬で湿疹とともに夜尿症も改善〉

治例図

小学生のH美さん(当時10歳)は、背中に湿疹ができて、かゆがっていました。皮膚科で出された塗り薬はよく効きましたが、薬をやめると、また症状がひどくなります。

薬で抑えるだけでは治ったことにならないし、ずっと薬を使い続けるのも心配だと、母親が連れて相談に来られました。

H美さんは、体格はごく普通で、口の渇きもなく、便通も異常ありません。体質全般を改善するため、桂麻各半湯という処方を使ったところ、じくじくしていた湿疹が20日ほどで乾き、かさぶたになってきました。同時にかゆみがなくなり、その10日後には完治しました。

実はH美さんには、夜尿症(おねしょ)の癖もあったのですが、湿疹と同時にこちらの癖も治り、親子ともども喜んでおられました。

今ではすっかり健康になって高校生活をエンジョイしています。

・現代病名:湿疹と夜尿症

 
区切り線
 

6〈体が温まるとかゆくなるおりものに悩む〉

治例図

婦人科検診を受けたときに5cmほどの小さな子宮筋腫があると診断され、経過観察中のM子さん(43歳・女性)は、その後、急にかゆみのあるおりものが増えたので、再度受診しました。

婦人科では「病気ではない」といわれるものの、粘っこいおりものが出てかゆくて仕方がありません。特に、入浴などで温まると、全身に強いかゆみが襲ったそうです。

医師に相談したところ、桂枝茯苓丸加薏苡仁と、桂枝麻黄各半湯を処方されました。前者は瘀血の駆除に、後者はじんましんに効果のある漢方薬です。

服用後、2週間で全身のかゆみは取れ、2ヵ月でおりものが気にならなくなりました。さらに、4ヵ月後に子宮筋腫のエコー検査を受けたところ筋腫もなくなっていました。筋腫分娩といって、筋腫がはがれて排出されたらしいのです。

M子さんは漢方の威力に驚き、すっかり漢方のファンになったそうです。

・現代病名:おりもの

 
区切り線
区切り
  ●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国の経験処方に基づいて作られた煎じ薬です。
●発疹は顔面、手足などの露出部に出、腹部には無く、大小便にも異常の無いことが多いです。
 
 

煎じ方その1 煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ


クスリ

煎じ方その2 煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


クスリ
神農本草経 神農本草経
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
中国の紙幣

【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。
→HOMEへ(上海・黄浦区・南京東路) →商品情報概要へ(上海・黄浦区・外灘・浦東の夜景/東方明珠塔) →診断のポイントへ(上海・黄浦区・南京東路・路面電車) →弁証論治へ(上海・閘北区・小龍包) →効能・効果へ(上海・黄浦区・蓋杯) →成分・分量へ(上海・虹口区・ネオン) →組成成分へ(上海・黄浦区・豫園商域・街並) →用法・用量へ(上海・黄浦区・豫園・湖心亭) →使用上の注意へ(上海・黄浦区・豫園商域・提灯) →症例・病例へ(上海・黄浦区・倒福)
区切り