50 ウチダ 荊芥連翹湯 煎じ薬
煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。 |
(Mainly treatment) 風熱毒邪が肝胆三焦にびまんし、遷延して耗血を伴った状態/血熱によるにきび、吹き出物 |
●熱によるもので、落ち着きがなく、蓄膿症、鼻炎などの慢性炎症やその体質改善に使用します。また、ストレスを受けると、お肌の新陳代謝が悪くなり、大きくて黒ずんだニキビや吹き出物ができやすい人にも使用します。 ●蓄膿症やアレルギーによる鼻炎などがなかなか治らず、治療に通ったり、あきらめたりといった具合で、「鼻」に悩んでおられる方が近年大変増えています。 ●漢方では、過敏な体質またはアレルギー体質で、粘膜、皮膚が外界の刺激に反応しやすく、炎症反応を起こしやすい体質を解毒証体質と呼んでいますが、このような方は鼻症状を起こしやすく、また扁桃をしょっちゅう腫らしたり、ニキビがなかなか治らなかったりします。 ●ウチダ荊芥連翹湯煎じ薬は、これらの症状を治していく漢方薬でありますが、同時に水分や脂肪分の摂取を控えるなど、食生活や生活習慣の改善を心がけることも大切です。 |
【適応症】慢性鼻炎、慢性扁桃炎、蓄膿症、ニキビ、肥厚性鼻炎、鼻血、肺結核、神経衰弱、禿髪症、各種の皮膚疾患 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、嘔吐や下痢(泄瀉)など、胃腸が弱っている方、冷えの強い方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。 |
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0976 | 30日分 | 14,980円 | 15,729円(税込) |
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【診断のポイント】 ●皮膚が浅黒い ●筋肉質、腹直筋の緊張 ●患部が化膿し易い ●手掌や足蹠の脂汗 |
荊芥連翹湯は、次の証の方に最適です。 ●風熱(表熱) » ●皮膚疾患と熱毒 » ●熱邪犯肺・風熱犯肺 » ●湿熱 » |
【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび |
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。荊芥連翹湯には、熱や炎症をさますもの、病因を発散させるもの、痰や膿を排出するもの、あるいは血流をよくする生薬などがいろいろと配合されています。 日本薬局方 オウゴン(黄ごん)1.5g 日本薬局方 オウバク(黄柏)1.5g 日本薬局方 オウレン(黄連)1.5g 日本薬局方 キキョウ(桔梗)1.5g 日本薬局方 キジツ(枳実)1.5g 日本薬局方 ケイガイ(荊芥)1.5g 日本薬局方 サイコ(柴胡)1.5g 日本薬局方 サンシシ(山梔子)1.5g 日本薬局方 ジオウ(地黄)1.5g 日本薬局方 シャクヤク(芍薬)1.5g 日本薬局方 センキュウ(川きゅう)1.5g 日本薬局方 トウキ(当帰)1.5g 日本薬局方 ハッカ(薄荷)1.5g 日本薬局方 ビャクシ(白し)1.5g 日本薬局方 ボウフウ(防風)1.5g 日本薬局方 レンギョウ(連翹)1.5g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)1.0g |
食前または食間に服用してください。 食間とは…食後2~3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
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【荊芥連翹湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈アトピー性皮膚炎〉
16歳の男子高校生。 ・現代病名:アトピー性皮膚炎 | |
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〈慢性副鼻腔炎〉
38歳、男子。 ・現代病名:慢性副鼻腔炎 | |
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〈5年来の蓄膿症が半年で完治〉
Wさん(25歳・女性)は、20歳になったころからたびたび鼻づまりに悩まされてきました。 ・現代病名:蓄膿症 | |
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【荊芥連翹湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
葛根湯 » …比較的体力にある人で、顔面・耳・上気道などに急性の炎症があり、項背部のこりを訴える場合に用いる。 | |
葛根湯加川芎辛夷 » …葛根湯を用いるべき症状が慢性に移行した場合に用いる。 | |
小柴胡湯加桔梗石膏 » …体力中等度の人で、季肋部に抵抗。圧痛を訴え(胸協苦満)扁桃などに炎症のある場合に用いる。 | |
柴胡清肝湯 » …比較的虚弱な小児で、神経質でいらいらして怒りっぽく、リンパ節や扁桃などが腫れやすい場合に用いる。 | |
●本剤は、一貫堂森道伯(いっかんどうもりどうはく)の創方による処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく煎じ薬としたものです。 ●本方は『万病回春』に記された荊芥連翹湯の加減方で、17種類の生薬から成り、その主薬である荊芥、連翹、の名をとって処方名とされました。 ●蓄膿症やアレルギーによる鼻炎がなかなか治らず、また鼻炎はあまり強くはないが、よく繰り返す方に使用します。 ●ニキビの体質改善にも使用します。皮膚が浅黒く、手足の裏に汗をかきやすく、化膿しやすい体質で、体質的にニキビのできやすい方に用います。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ
煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
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