ウチダ漢方薬117 ウチダ 茵蔯五苓湯 煎じ薬

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商品情報 第2類医薬品
  煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。  
  主治(Mainly treatment)
黄疸(皮膚・目の黄染化)と浮腫(むくみ)を呈する肝疾患(湿熱黄疸で湿が熱より重い場合)  
茵蔯五苓散 ウチダ 茵蔯五苓湯 煎じ薬 ウチダ 茵蔯五苓湯 煎じ薬
  ●五苓散に茵蔯蒿を加味した処方です。
●五苓散の証に肝障害・肝炎あるいは黄疸のある方に用いられます。脾胃湿熱による黄疸の代表方剤です。
●じんましんに使用して、しばしば有効です。
●吐き気や嘔吐、じん麻疹、むくみ、などの症状を改善します。肝臓病や黄疸をともなうときにも適します。
○体力が中くらいの人で、口が渇き、尿量が少なく、水分が停滞しているときに向きます。
胸脇苦満の著しくない虚証の方を対象とします。
 
  【適応症】嘔吐じんま疹、二日酔いのむかつき、むくみ黄疸、肝炎、ネフローゼ症候群、腎炎の浮腫、腹水  
  【妊娠・授乳の注意】女性 ●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
 
 
区切り
●12月29日(木)~1月4日(水)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。

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k0960 30日分 9,980円 10,479円(税込)
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区切り
  【診断のポイント】
黄疸、発熱、小便不利
●茵蔯蒿湯証より軽症
●便秘がない
湿邪熱邪より強い
 
  茵蔯五苓散は、次のの方に最適です。
弁証論治
●中焦に湿熱の邪が侵入した場合 »
●皮膚病と湿熱 »
●脾胃湿熱(湿熱阻滞脾胃) »
●肝胆湿熱 »
雲崗石窟(山西省大同市)  
張仲景(医方の祖)
  【効能効果】(efficacy)(健康保険上)
のどが渇いて、尿が少ないものの次の諸症:
嘔吐、じんましん、二日酔いのむかつき、むくみ
 
  成分
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。茵ちん五苓散の構成生薬は下記の6種類です。黄疸の聖薬とされる茵ちん蒿のほか、余分な水分を取り除く生薬がいろいろと配合されています。
日本薬局方 タクシャ(沢瀉) 6.0g 日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮) 4.5g 日本薬局方 チョレイ(猪苓) 4.5g 日本薬局方 ブクリョウ(茯苓) 4.5g 日本薬局方 ケイヒ(桂皮) 2.5g 日本薬局方 インチンコウ(茵ちん蒿) 4.0g
 
 

【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。
沢瀉  蒼朮  猪苓  茯苓  桂皮  茵蔯蒿 

李時珍(本草綱目の編集)龍門石窟(河南省洛陽市)
  使用方法
食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
 
   
 
 
本剤は、〈煎剤〉です。
煎剤 煎剤…生薬に水を加えて煎じ(煮出し)、生薬の成分を抽出させた熱い煎じ薬を薬として飲むものです。
 
 

効果肝炎、黄疸、嘔吐、じんま疹、二日酔いのむかつき、むくみ アットマーク長生きの方(中国の100歳以上)


症例・病例・治癒例・case study
足跡【茵蔯五苓散の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
 

1黄疸と肝腫大と浮腫(むくみ)〉

治例図

62歳の男子。
6ヶ月前より、心下部が張り、苦しく、食欲衰え、下肢に浮腫(むくみ)が現れ、ついに腹部に及んだ。小便は黄赤色で、頻数となり、ついに失禁するようになった。腹水と下肢の浮腫は漸次増加し、黄疸が著明に現われてきた。下肢の浮腫は軟弱で、圧すと陥んで長くそのままに残っている。
小柄ですっかり痩せ衰え、肝臓は三横指大触知し、脈は弦緊、血圧205/90であった。舌は白苔が厚く乾燥甚だしく、口渇がある。内科医から肝臓癌の疑いがあるからと、入院をすすめられた。私もてっきり肝臓癌と思い、予後全く不良を告げた。しかし患者はあくまで入院をきらい、薬を欲するので、菌薩五苓散を湯として、与えてみた。すると尿量が急に増加して20日後には、黄疸も、肝肥大も、浮腫も、腹水もほとんど消退し、食欲が出て、とても元気になった。血圧も140/80となり、肝臓癌の心配はすっかりなくなった。
40日服用の後、作業場所に出勤した。

弁証論治 リンク肝胆湿熱証 »

・現代病名:黄疸と肝腫大と浮腫(むくみ)

 
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足跡【茵蔯五苓散類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク五苓散 » …口渇、尿量減少、浮腫などはあるが、黄疸を伴わない場合に用いる。(水飲)

 
 

リンク茵蔯蒿湯 » …体力中等度以上の人で、口渇、尿量減少は比較的軽度で、便秘、心窩部の膨満感、不快感が著明な場合に用いる。(陽明病肝胆湿熱)

 
 

リンク柴苓湯(小柴胡湯+五苓散) » …体力中等度の人で、尿量減少浮腫など本方に似ているが、季肋部の重苦感ならびに抵抗・圧痛(胸脇苦満)を伴う場合に用いる。(少陽病湿熱)

 
 

リンク胃苓湯(平胃散+五苓散) » …体力中等度の人で、口渇・尿量減少などは本方に似ているが、腹部膨満感、軽度の腹痛、下痢、嘔吐などを伴う場合に用いる。(脾胃湿困)

 
区切り
  ●本剤は、漢方の古典「金匱要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られた煎じ薬です。
 
 

煎じ方その1 煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ


クスリ

煎じ方その2 煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


クスリ
神農本草経 神農本草経
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
中国の紙幣

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