ウチダ漢方薬29 ウチダ 麦門冬湯 煎じ薬

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商品情報 第2類医薬品
  煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。  
  主治(Mainly treatment)
肺気陰虚(乾性咳を伴う慢性気管支炎・喘息(ぜんそく))/肺陰虚/胃陰虚  
麦門冬湯 ウチダ 麦門冬湯 煎じ薬 ウチダ 麦門冬湯 煎じ薬
  痰がからまる咳に!
●のどがカサカサして渇き、咳込んで、時に少量の粘い痰の出る人。気道に潤いがなく乾燥して、口も渇く。喀痰困難で顔面は紅潮するが汗をかかず、激しい咳や喘咳のあるもの。乾燥した時期になると、のどがイガイガ、カサカサし、咳が出やすいもの。但し、痰が多く出るものは半夏厚朴湯を使用します。
バックモンSは、気管支炎や気管支ぜんそくなどで、咳(せき)を頻発したり、痰(たん)が粘くて切れにくい咳(せき)に用いられます。
●乾燥して違和感を生じるのどを潤し、顔が真っ赤になるような発作性のはげしい咳(せき)や粘りけが強く切れにくい痰を伴った咳(せき)、止まりにくい「しゃっくり」や「くしゃみ」などを鎮めてくれます。
●布団に入って暖まったとたん、コンコンと始まる咳(せき)に、とにかく良く効きます。
●痰(たん)が切れにくい、コンコンと何回も連発してしまう咳(せき)に、全く良く効きます。
 
  【適応症】痰の切れにくい咳、慢性気管支炎、気管支拡張症、気管支喘息、胸部疾患の咳嗽、妊娠咳嗽、百日咳、嗄声、咽頭炎、肺炎の解熱後の咳、くしゃみ  
  【妊娠・授乳の注意】女性 ●妊娠中の風邪(乾咳が出る場合)によく使用されます。
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
 
 
区切り
●12月29日(木)~1月4日(水)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。

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k1041 30日分 15,680円 16,464円(税込)
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区切り
  【診断のポイント】
●反射性の烈しい咳(大逆上気)
●咽喉のヒキツリ(咽喉不利)
心下痞
 
  麦門冬湯は、次のの方に最適です。
弁証論治
●陰虚 »
●肺陰虚 »
●燥邪犯肺 »
●胃陰虚(胃陰不足・脾陰虚) »
●脾肺気虚 »
雲崗石窟(山西省大同市)  
張仲景(医方の祖)
  【効能効果】(efficacy)(健康保険上)
痰の切れにくい咳、気管支炎気管支喘息  
  成分
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。麦門冬湯の構成生薬は、主薬の麦門冬をはじめ下記の6種類です。麦門冬は代表的な潤性薬の一つで、のどを潤し粘稠な痰を出しやすくします。また、半夏は、こみ上げる咳や吐き気をしずめる降性の生薬です。これに、滋養強壮作用をもつ潤性の人参、炎症をさます粳米、緩和作用の甘草などが加わります。
18錠中麦門冬湯(水製エキス)2.8g・局バクモンドウ10.0g・局ハンゲ5.0g・局ニンジン2.0g・局タイソウ3.0g・局カンゾウ2.0g・コウベイ5.0g
 
 

【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。
麦門冬  人参  大棗  甘草  粳米  半夏 

李時珍(本草綱目の編集)龍門石窟(河南省洛陽市)
  使用方法
食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
 
   
 
 
本剤は、〈煎剤〉です。
煎剤 煎剤…生薬に水を加えて煎じ(煮出し)、生薬の成分を抽出させた熱い煎じ薬を薬として飲むものです。
 
 

効果空咳、気管支炎、気管支喘息、渇いたのどを潤し、苦しい咳(せき)を鎮める良薬 アットマーク長生きの方(中国の100歳以上)


症例・病例・治癒例・case study
足跡【麦門冬湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
 

1ドライアイ

治例図

18歳、女子大生。
子供の頃からの知り合いである。色白、やせ型だが、健康で学校とバイトで大忙しという。近頃、コンタクトレンズを入れてから、ときどき目が乾いて熱い感じがするという。咳は特別でるわけではないが、咽喉の乾燥感はあるという。
麦門冬湯をあげたところ、しばらくのんですっかりよくなった。その後、再び起きていない。現在はTV局に勤め大活躍している。麦門冬湯は、滋潤作用があって全体にまろやかな薬なので、さまざまな乾燥症に応用できよう。

弁証論治 リンク肺陰虚証 »

・現代病名:ドライアイ

 
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2〈お坊さんの咳〉

治例図

27歳男性。
実家がお寺であとを継いでいる。色は白く、なで肩、気弱な所あり。お経の最中に声がかすれて、咳こんでしまい、痰がからんでお経どころではなくなってしまうと来店。特に、お盆やお彼岸になるとひどいという。線香や、香によるものと、忙しさによる疲れからくるものと考えられるが原因を取り除くという訳にもいかず、緩和される様うるおし、つまり感を取り除けたらと、麦門冬湯を投与。一年も服用していると調子がいい、今では、屯用に、お経に出かける時に服用しているという。

弁証論治 リンク肺陰虚証 »

・現代病名:

 
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3〈子供の気管支炎が大幅に改善された〉

治例図

8歳の男の子D君。2歳のころ気管支炎になり、以来、たびたび発作を繰り返してきました。せきにたんが絡んで、ひどいときには、呼吸困難気味にまでなったのです。
その影響か、顔色が悪く、やせていましたが、子供らしく食欲は旺盛でした。
発作のたびに、近所の医院で処方された対症薬を使っていましたが、その効果もだんだん薄れてきました。
母親が、漢方薬局で相談したところ、小青竜湯麦門冬湯のエキス剤を勧められました。発作が起きたとき、両方を飲ませると、しばらくたってから症状が効果的に治まりました。
さらに、この漢方を飲み続けるうち、発作自体が間遠になったといいます。

弁証論治 リンク肺陰虚証 »

・現代病名:慢性気管支炎

 
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4〈麦門冬湯でしつこい痰(たん)を解消〉

治例図

妊娠中のSさん(26歳)はこの1ヵ月間ほど、せきが止まらず、たんも切れにくく悩んでいました。おなかの中の子どものことを考えると、副作用が心配な西洋薬を使う気にもなれず、そのまま放置しておいたのですが、せきをするたびに失禁や下腹部の異常な張りなどの弊害が出てきたので、近所の漢方薬局を訪れました。
漢方薬局ではS子さんののどの渇き、不快感、けいれん状に続くせきに対して麦門冬湯を処方。その後、1ヵ月ほど服用すると、S子さんのしつこいせきと絡みつくような痰(たん)が消えました。S子さんは、間もなく生まれてくる子どもを心待ちにしながら、今も麦門冬湯を飲み続 けています。

・現代病名:咳と痰

 
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5〈妊娠咳嗽〉

治例図

27歳の婦人。

妊娠4カ月。せきが出て、お腹にひびき、流産を心配して来た。そのせきは、こみあげるように強いせきで、あとからあとから頻発する。痰はほとんど出ない。のどの奥が乾いている感じだという。

麦門冬湯を与えたが、10日分の服薬で軽快し、20日分ですっかりよくなり、無事分娩した。妊娠咳嗽には麦門冬湯の効く場合が多い。

・現代病名:妊娠咳嗽

 
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6〈のぼせと咽喉閉塞〉

治例図

21歳の男子。

神経衰弱という。顔色はよくないが、ときどき顔面が紅潮を呈するという。冷え症で、足が冷えるとのぼせる。眠れない。のぼせると、のどがせまくなるように感じる。

脈は浮大で、腹上の動悸が冗進し、胃部に振水音を証明する。桂枝加竜骨牡蛎湯・厚朴湯・酸棗仁湯などで効なく、麦門冬湯ですべてよくなった。大逆上気・咽喉不利が目標である。

・現代病名:のぼせと咽喉閉塞

 
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7〈喘息と肺結核〉

治例図

56歳の主婦。

私の親友の細君である。終戦後結核にかかり、公立病院で診察の結果、空洞が無数にあって不治を宣せられた。入院しているうちにストマイやパスができて、絶望だったその病状が好転し、数年後に大体よくなって退院した。

昭和37年11月、友人より手紙がきて、今度はもう何とも仕方がないとあきらめたが、最後の試みとして漢方薬をのんでみたいということであった。病状は2年前から肺結核に喘息が合併し、発作が起きると、終夜床上に路座して、あえぎもがき、ふとんからはい出し、転げ落ち、もはやこれまでという激しい呼吸困難が続いて、文字どおり阿鼻地獄の苦しみであるというのであった。この発作が半年間続いたので、見るかげもなく痩せ衰えてしまった。肺結核の方は大体よいのであるが、最近は少し動揺し、ガフキー1号で顔色蒼白、診ると脈は頻数にして力なく、腹部は軟弱無力、両肺野に小水泡音とギーメンが交錯して聞こえる。

初め神秘湯エキス末にして3日目から発作が緩解し、麦門冬湯エキス末にしたところ、10日後には半年間続いた苦悶からまったく開放された。食欲も出て元気づき、この2年間ほとんど発作なしで、本方を続服し、すっかり元気をとり戻し、外出も可能になった。

・現代病名:喘息と肺結核

 
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8〈冬になると声が出なくなる病〉

治例図

韓国の一婦人。年は当時34歳であった。

若いときは美声でよくうたわせられたというが、数年前から、毎年冬になるとすっかり声がかれてしまって、11月から翌年2月までは、朝眼がさめたとき全く声が出ない。

のどがカサカサに乾いて口がきけない。急いで起き上がり、水を咽に入れてうがいをし、咽にふさがった痰をすっかり喀出する。痰は堅くてコロコロした塊りで、それを出すまでが大変な騒ぎで、約一時間もかかってやっと出る。

昼間でも一時間もだまっていると声が出なくなり、咽がカサカサになり、口がきけなくなるので、むりにもおしゃべりするか、何か物を食べるかするという。毎晩枕元に紙を切っておく。眠りにつくまでに咽のわずかの疾を出し、紙が山と積まれるというのである。血熱上逆による咽喉の枯燥である。

私は大逆上気の証として麦門冬湯に桔梗・紫苑・玄参各3.0を加えて与えた。一週間後に、よろこびのあまり電話があった。咽喉がとても気持よい。苦しむことなく痰が出る。よい声が出るようになったということで、冬中この方を続けて数年来の悩みが解消した。

・現代病名:咽喉の枯燥

 
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足跡【麦門冬湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク半夏厚朴湯 » …虚実はほぼ同じ。咳は反射性の烈しい咳ではなく咽喉に何かっまった感じ(咽中炙臠)である。神経質な傾向がある。(胃気上逆)。

 
 

リンク麻杏甘石湯 » …喘鳴と咳嗽が強く、口渇、発汗がある。(肺熱喘咳)。

 
 

リンク清肺湯 » …咳よりも粘稠な喀痰が著明である。(肺陰虚熱)。

 
区切り
  ●本剤は、漢方の古典「金匱要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく煎じ薬としたものです。
●本方は6種類の生薬から成り、その主薬である麦門冬の名をとって方剤名とされました。
●「のどがカサカサして渇き、咳込んで、時に少量の粘い痰の出る人」の気管支炎などに用います。
●のどが乾燥して痰が切れにくく、こみ上げてくるような強い咳をして顔が赤くなる方に使用します。
 
 

煎じ方その1 煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ


クスリ

煎じ方その2 煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


クスリ
神農本草経 神農本草経
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
中国の紙幣

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区切り