356 ウチダ 紫根牡蠣湯 煎じ薬
煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。 |
(Mainly treatment) 悪性の腫瘍、悪性の皮膚病 |
●はっきり病名のつかないような頑固な悪性の腫瘍、悪性の皮膚病などに使用されます。 ●皮膚やリンパ腺の頑固な疾患で、諸治効なしという方に使用します。一定の証は規定できません。しかし、頑固で慢性痼疾となり、諸治療に抵抗し、虚証に陥り、貧血・疲労の傾向がある方に使用します。 ●特に乳ガンでは、病気が進行し、体力が衰え、気力が乏しい、貧血、疲労がある症状の方に適しています。 ●皮膚やリンパ腺の頑固な疾患で、どのような治療を受けても治療効果が認められないような難治性の病気であれば、証にかかわらず用いられます。 ●紫根は、中国でも日本でも、ある種の癌に抑制効果を持つとの報告があります。 ●牡蛎は軟堅といって腫瘤(しゅりゅう)を軟らげる作用をもつとされています。 ●副作用は無く、補剤とともに抗ガン剤と併用すると良いようで、術後の再発予防にもなり得ます。 ●大黄(便秘への効果がある)は入っていますが、升麻の升提で瀉下効果は和らげられているため、下痢することはありません。 |
【適応症】乳ガン、乳腺症、頸部リンパ腫、肺壊疽、腸腫瘍、全身リンパ腺の腫瘤、黒肉腫、梅毒性皮膚疾患、ゴム腫、扁平コンジローム等にて諸治療の効なきものに用い、奇効を奏することがあります。 |
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0999 | 30日分 | 9,980円 | 10,479円(税込) |
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【診断のポイント】 ●頑固な腫瘤。 ●悪性の皮膚病。 ●体力の衰え。 ●気力が乏しい。 ●貧血。 ●疲労。 |
【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 乳ガン、乳腺症、頸部リンパ腫、肺壊疽、腸腫瘍、全身リンパ腺の腫瘤、黒肉腫、梅毒性皮膚疾患、ゴム腫、扁平コンジローム等にて諸治療の効なきものに用い、奇効を奏することがあります。 |
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。方名のように紫根が主薬ですが、これは血熱毒をさまし、頑癬悪瘡を治すといわれます。 忍冬も升麻も共に熱を散じ毒を解し、諸悪瘡を治すものです。牡蠣は堅くて頑固な腫瘤などをやわらげ、かつ皮膚に作用して瘡を治すものです。黄耆は血を生じ、肌を生じ、排膿強壮によって諸瘡を治す主要な薬です。また、当帰、芍薬、川キュウは、いずれも頑固で慢性となって疲労があるのを回復させ、補血強壮の目的で組み入れられています。 当帰…5.0g 芍薬…3.0g 川キュウ…3.0g 紫根…3.0g 大黄…1.5g 忍冬…1.5g 升麻…2.0g 黄耆…2.0g 牡蠣…4.0g 甘草…1.0g |
食前または食間に服用してください。 食間とは…食後2~3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
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悪性の腫瘍、悪性の皮膚病などに試す価値があります
【紫根牡蠣湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈紫根牡蠣湯で乳癌(がん)が縮小〉
62歳のTさんは、昨年、左乳房に1㎝大のしこりを感じましたが、痛みなどの自覚症状がなかったため、そのまま1ヶ月間放置していました。 ・現代病名:乳がん | |
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〈乳癌(がん)〉
48歳の婦人。子供はない。 ・現代病名:乳がん | |
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〈乳癌(がん)〉
69歳の未亡人。子供が4人ある。 ・現代病名:乳がん | |
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〈黒肉腫〉
28歳の職人。一見しては栄養血色とも悪くない。某国立病院に入院中であるが、ひそかに病院を抜け出して来院した。 ・現代病名:黒肉腫 | |
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●本方は水戸西山公の蔵方であると伝えられています。水戸光圀(みとみつくに)公が考案に関わったとされ、「黴癘新書(ばいれいしんしょ)」という水戸藩の処方書に残されています。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ
煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。