ウチダ漢方薬15 ウチダ 黄連解毒湯 煎じ薬

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商品情報 第2類医薬品
  煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。  
  主治(Mainly treatment)
実熱証(炎症・出血性疾患・神経症性疾患)/苦寒薬による清熱解毒の代表方剤  
黄連解毒湯 ウチダ 黄連解毒湯 煎じ薬 ウチダ 黄連解毒湯 煎じ薬
  ウチダ黄連解毒湯煎じ薬は、顔がのぼせたり、熱っぽい(漢方でいう実熱)といった方に用いられ、イライラする、怒りっぽい、頭がさえて眠れないといった症状に効果があります。
●また、二日酔や急性胃炎のように一時的に漢方でいう「熱」の症状がおこる場合にも適しています。
三焦実熱によって起こる炎症と充血を伴った諸症を治す基本処方です。
●割合に体力があり、一体に赤ら顔、のぼせ症、時に出血傾向(鼻血など)があり、気分がイライラして落ち着かず、胃や胸の辺りにモヤモヤとしたつかえがあるような人を目標に用いる薬方です。
○体力がある方で、のぼせ気味、また血圧が高めの方に向いています。
 
  【適応症】吐血喀血下血脳溢血後遺症高血圧心悸亢進胃炎自律神経失調症ノイローゼ皮膚掻痒症鼻出血神経症宿酔二日酔い)、口内炎高血圧による不眠症、熱性疾患脳卒中の予防、二日酔いの予防、蕁麻疹血の道症めまい酒さ鼻(あかはな)、黒皮症。  
  【注 意】(Remark) ×残念ながら、著しく体の弱い虚証タイプの方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。
 
  【妊娠・授乳の注意】女性 ●妊娠中毒症の高血圧の場合によく使用します。
●妊婦または妊娠の可能性のある人や授乳中の人は、使用できない場合があります。
 
 
区切り
●12月29日(木)~1月4日(水)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。

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k0966 30日分 9,980円 10,479円(税込)
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区切り
  【診断のポイント】
●イライラ、不眠
●胸からみぞおちのつかえ(心下痞、心中煩悸)
●のぼせ症(耳鳴り、頭痛、鼻血)
 
  黄連解毒湯は、次のの方に最適です。
弁証論治
●皮膚病と湿熱 »
●皮膚疾患と熱毒 »
●出血・実熱 »
●心火旺(心火上炎・心炎亢盛)(ストレス) »
●肝火上炎(肝火旺) »
雲崗石窟(山西省大同市)  
張仲景(医方の祖)
  【効能効果】(efficacy)(健康保険上)
比較的体力があり、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらする傾向のある次の諸症:
胃炎二日酔不眠症血の道症ノイローゼめまい、動悸、鼻出血  
  成分
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。黄連解毒湯の構成生薬は下記の4種類で、いずれも熱や炎症をしずめる寒性の生薬です。山梔子には、止血作用もあるといわれます。
日本薬局方 オウゴン(黄ごん)…3.0g
日本薬局方 オウレン(黄連)…2.0g
日本薬局方 サンシシ(山梔子)…2.0g
日本薬局方 オウバク(黄柏)…1.5g

 
 

【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。
黄連  黄芩  黄柏  山梔子 

李時珍(本草綱目の編集)龍門石窟(河南省洛陽市)
  使用方法
食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
 
   
 
 
本剤は、〈煎剤〉です。
煎剤 煎剤…生薬に水を加えて煎じ(煮出し)、生薬の成分を抽出させた熱い煎じ薬を薬として飲むものです。
 
 
長生きの方(中国の100歳以上)

症例・病例・治癒例・case study
足跡【黄連解毒湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
 

1〈ニキビ〉

治例図

22歳、男子大学生です。
鼻を中心に赤いニキビができていて、いろいろ手当しても治らないという。漢方薬も清上防風湯などを服用しても、あまり効果が出ない。体格も中以上であるし、両耳が赤味をおびているので、黄連解毒湯を与えたところ、体の調子がよくなるとともに、ニキビの赤味が消失し、次第に範囲がせばまって、4ヶ月ほどで皮膚がきれいになった。

弁証論治 リンク熱毒(皮膚病と湿熱)証 »

・現代病名:ニキビ

 
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2〈尋常性乾癬〉

治例図

47歳の女性です。
体重は52㎏で、少々赤ら顔の中肉中背型。本人の主訴は尋常性乾癬である。2年前、皮膚科で診断され、いろいろ治療を受けたが、ほとんと効果がなかった。患部は両肘頭、手の指、膝頭におよび、背中のところどころにも円形の紅斑と部分的に銀白色の鱗屑が見られる。便通は1日1回、食欲は正常、ただし、ストレス等は多い様子で、血圧は150~95と少々高めである。これに黄連解毒湯を与え、約5ヶ月の服用後、その間、波はあったが、1/3~1/2程度の軽快を見、現在も服用を続けている。

弁証論治 リンク血熱証(出血・実熱) »

・現代病名:尋常性乾癬

 
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3〈飲酒によるいびきが漢方薬で解決〉

治例図

薬剤師をしているKさんの夫(46歳)は、特に大きな病気はないものの、普段からいびきをかく方で、飲酒をした夜はさらにひどくなる、といった状態でした。

夫のいびきのためにKさんは熟睡できず、悩みの種となっていました。夫はといえば、いびきには気づかないものの、二日酔いに悩まされていました。

ある日Kさんは、漢方の専門家から黄連解毒湯二日酔いに効くことを聞きました。そこでKさんは、アルコールを速やかに排出する黄連解毒湯なら、夫のいびきも解消できるのでは、と考えました。しかも、Kさんの夫は赤ら顔、高血圧という黄連解毒湯が合うタイプ(裏熱実証)です。その夜、早速Kさんは「二日酔いに効く薬」として夫に飲んでもらうことにしました。すると夫は、飲酒をしていた夜にもかかわらず、いびきをまったくかきません。それも、思わず夫の口に手をあてて呼吸を確かめてしまうほど静かなのです。

翌日、夫は二日酔いもまったくなく、すっきりとした1日を送ったとのことです。この日を境に、Kさんの睡眠不足の悩み、夫の二日酔いの悩みが一度に解決したことはいうまでもありません。

弁証論治 リンク裏熱実証 »

・現代病名:いびき

 
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4〈口内炎ができやすい体質が快癒〉

治例図

Kさん(48歳・女性)は、数年前から口内炎や口唇にヘルペスが頻繁にできるようになってしまい、とても悩んでいました。

病院での検査によると、年齢とともに抵抗力が弱まったからとの診断です。

Kさんは知人から漢方を勧められ、漢方を扱う医師を訪れて相談することにしました。そして処方されたのが黄連解毒湯です。

1ヵ月間服用したところ、口内炎ができにくくなり、3ヵ月後にはほとんどできなくなりました。さらに1ヵ月間服用を続けたところ、口内炎はまったく発症しなくなったのです。

弁証論治 リンク胃熱(胃火・胃火上炎)証 »

・現代病名:口内炎

 
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5〈漢方薬で血圧が安定し、よく眠れるようになった〉

治例図

H子さん(63歳)は、夫(小学校の校長)が定年となり、1日中家にいるようになると、ストレスがたまり始めて、最大血圧が170㎜Hgを超えるようになりました。夜は、雨の音や猫の鳴き声などでもすぐに目覚めてしまい、眠りが浅いといいます。

医師から血圧を下げる薬をもらいましたが、それを飲むと、薬が強過ぎるためか、ふらふらするので、漢方薬に切り替えることにしました。

ストレスが原因で血圧が上がる場合、漢方では「気の疲れ」ととらえ、黄連解毒湯という処方を使います。

H子さんは、黄連解毒湯を飲み始めて1週間ほどで血圧が安定し、睡眠も普通に取れるようになりました。赤ら顔だったのですが、顔の赤みも徐々に取れ、普通に戻ってきました。

弁証論治 リンク肝陽上亢証 »

・現代病名:高血圧

 
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6〈漢方治療で視力障害が緩和〉

治例図

税理士のEさん(62歳・男性)は糖尿病で高血圧です。ある朝、突然目が見えにくくなり、眼科で眼底出血と診断されました。

治療を始めたのですが、視力障害のために光に敏感になり、サングラスが手放せなくなりました。

そこで、漢方治療を併用することにし、黄連解毒湯の服用を始めるとともに、医師に指導された食養生も守るようにしました。

その結果、糖尿病が改善し、それに伴い出血も徐々に吸収され、サングラスも不要になりました。

・現代病名:眼底出血

 
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7〈長年の暴力発作が治まった〉

治例図

Sさん(33歳.男性)は・普段から睡眠時間が短く、常にイライラしていました。

突然暴れ出し、すごいカで暴力を奮うため、子どものときから鍵のかかる部屋で隔離されて育てられました。

施設で暮らすようになってからも常に集団から遠ざけられていたそうです。

施設の医師から大柴胡湯が処方されましたが効果がなく、四逆散黄連解毒湯に変えたところ、睡眠時間が長くなり、イライラと発作的な暴力も治まりました。

現在では、周囲の人々と席を並べて作業ができるようになりました。

・現代病名:自閉症

 
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8〈酒とたばこはやめられないが〉

治例図

胃がんで胃を部分切除したMさん(60歳・男性)。医師にいくら注意されても、手術後もお酒とたばこをやめることができません。術後すぐは食欲がなく、最近になってようやく食欲が出てきました。

しかし、食べるともたれる状態が続いています。舌は黄色い苔(こけ)ができていて、便のにおいもきつかったのです。

漢方の専門家に黄連解毒湯を処方され、飲んでいたら、多少深酒をしても二日酔いにならず、舌の苔もだんだんなくなり、便のにおいも気にならなくなりました。

術後2年を経過しましたが、胃の調子もよく、快適な毎日を送っています。

・現代病名:胃がん

 
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足跡【黄連解毒湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク三黄瀉心湯 » …:同じく三焦の実火に対する基本処方であるが、瀉下効果に秀れているので便秘の強いときに用いる。(血熱+胃実)

 
 

リンク大承気湯 » …潮熱、宿便燥尿、満腹し、時に精神症状を来すもの。(陽明腑証)

 
 

リンク白虎加人参湯 » …発熱、煩渇、脱水。内外の熱が盛んで津液欠乏し若干陽気不足した状態。(陽明経証)

 
区切り
  ●本剤は、漢方の古典「外台秘要」(げだいひょう)(唐代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく煎じ薬としたものです。
●本方は4種類の生薬から成り、主薬である黄連と、本方の薬効である解毒の作用をとって黄連解毒湯と名付けられました。
●のぼせ、ほてり、イライラ感、不眠、動悸、胃炎、鼻血などの出血、あるいは高血圧にともなう頭重感や肩こり・めまい・耳鳴りなどに適応します。
 
 

煎じ方その1 煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ


クスリ

煎じ方その2 煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


クスリ
神農本草経 神農本草経
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
中国の紙幣

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