ウチダ漢方薬47 ウチダ 釣藤散料 煎じ薬

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商品情報 第2類医薬品
  煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。  
  主治(Mainly treatment)
高血圧症・脳動脈硬化症/肝陽上亢/肝陽化風  
ウチダ 釣藤散料 煎じ薬 ウチダ 釣藤散料 煎じ薬
  ●起床時やイライラしたときに頭痛を訴え、血圧が高くなる人に使用します。痰飲(体内に貯留した異常な水液)によって起こる頭痛、めまいを取ります。
●中年から高年にかけて、高血圧などの生活習慣病の傾向が出てくるとともに、頭痛がするといったことがあります。特に日ごろ過労や緊張によるストレスの強い働き盛りの方で、起床時あるいは午前中に調子が悪く、頭痛がしたり頭が重い、といった方がしばしばみられます。
ウチダ釣藤散料煎じ薬は、中高年や血圧が高くなる傾向の方の慢性に続く頭痛をとる漢方薬です。
●目標となる症状は、朝、目覚めたとき、または起床後しばらくしてから感じる、頭が重だるい違和感、それに、肩こりや、耳鳴りめまい、のぼせなどです。気力を高め、また、頭部の動脈硬化を改善することから、ボケ(老人性痴呆症)の予防にも非常に有効な漢方薬です。
●本方剤を使用出来るのは、熱証(冷たい飲み物が好き、寒気が無い、顔色が赤っぽい)の方に限ります。
 
  【適応症】高血圧、脳血管障害後遺症、頭痛神経症めまい肩こり更年期障害動脈硬化、メニエール症候群。  
  【注 意】(Remark) ×残念ながら、胃腸の弱い方、寒証(冷え)の方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。
 
  【妊娠・授乳の注意】女性 ●妊娠中毒症の高血圧の場合によく使用します。
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
 
 
区切り
●12月29日(木)~1月4日(水)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。

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k1031 30日分 12,980円 13,629円(税込)
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区切り
  【診断のポイント】
●午前中は悪い
●イライラのぼせ(虚熱)
●腹部軟、心下痞、肩こり
 
  釣藤散は、次のの方に最適です。
弁証論治
●肝陽上亢 »
●肝陽化風 »
雲崗石窟(山西省大同市)  
張仲景(医方の祖)
  【効能効果】(efficacy)(健康保険上)
慢性に続く頭痛で中年以降、または高血圧の傾向のあるもの。  
  成分
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。釣藤散は、その名前になっている釣藤鈎をはじめ、下記のようなたくさんの生薬からなります。主薬の釣藤鈎には、脳血管を広げて脳循環をよくする作用があるといわれます。寒性薬の石膏は、充血や炎症をひき、のぼせをさます役割りをします。また、茯苓や半夏は、水分循環をよくすることで、めまいや耳鳴りの改善に役立ちます。そのほか、痛みを発散する防風や菊花、滋養・強壮作用の人参などが配合されます。
日本薬局方 セッコウ(石膏)5.0g 日本薬局方 チンピ(陳皮)3.0g 日本薬局方 バクモンドウ(麦門冬)3.0g 日本薬局方 ハンゲ(半夏)3.0g 日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)3.0g 日本薬局方 ニンジン(人参)2.0g 日本薬局方 ボウフウ(防風)2.0g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)1.0g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)1.0g チョウトウコウ(釣藤鈎)3.0g キッカ(菊花)2.0g
 
 

【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。
石膏  陳皮  麦門冬  半夏  茯苓  人参  防風  甘草  生姜  釣藤鈎  菊花 

李時珍(本草綱目の編集)龍門石窟(河南省洛陽市)
  使用方法
食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
 
   
 
 
本剤は、〈煎剤〉です。
煎剤 煎剤…生薬に水を加えて煎じ(煮出し)、生薬の成分を抽出させた熱い煎じ薬を薬として飲むものです。
 
 

効果慢性頭痛・物忘れに、高血圧、動脈硬化に、スッキリ、爽やかに晴れわたる、頭のビタミン剤 アットマーク長生きの方(中国の100歳以上)


症例・病例・治癒例・case study
足跡【釣藤散の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
 

1〈頭痛と脈結代〉

治例図

65歳、男子。
早朝、起床時の頭痛と、脈の結代とを主訴として来院したが、腹部は全般的に弱く、臍部で動悸が亢進し右季肋下に少し抵抗がある軽微の胸脇苦満があった。
そこで柴胡桂枝湯を与えたところ、1ヵ月ほど服用しても頭痛がとれないので、釣藤散にした。すると、10日分のみ終わるころには頭痛がしなくなった。それ以来、前のような頭痛を訴えなくなった。

・現代病名:頭痛

 
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2〈頭痛、耳鳴、めまいを訴える動脈硬化症の患者〉

治例図

52歳男子。
梅毒の既往症があり、3年ほど前から頭重とめまい、耳鳴りに悩まされる。現在の症状はその他に、腰痛、背痛、後頭部の緊張感、排尿後の不快感などもあり、便は硬く、1日2回である。脈はやや沈で弦、血圧は右が、158/94、左が167/102と、左右でかなりの差があった。右に胸脇苦満が認められる。
釣藤散を投与、3週間日頃から愁訴は急速にとれはじめ、2ヵ月後にはほとんど全快した。

・現代病名:頭痛、耳鳴、めまい

 
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3〈頭痛・高血圧に〉

治例図

50代の男性。体格は中肉で主訴 は高血圧と頭痛でした。
特に朝方頭痛があり、高血圧で 病院にも通われています。来局時、本人はまっすぐ歩いているつもりでも実際は横にフラフラしているという状態でした。
釣藤散を勧めましたところ、1週間くらいで全体に症状が軽くなったということでした。以後断続的に服まれています。

・現代病名:頭痛・高血圧

 
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4高血圧を治して色白な肌に〉

治例図

T男さん(55歳)は、高血圧で通院していましたが症状が改善しないため、漢方治療に切り替えることにしました。
そこでT男さんは駆瘀血剤の桂枝茯苓丸と動脈硬化を治す釣藤散を処方され、併せて足元の冷えを治すため半身浴を勧められました。治療を続けて1ヵ月、肌がツルツルになりはじめ、その後血圧が安定するにつれ、肌が白くなっていきました。T男さんは休日の草野球で日焼けしていると思っていたのですが、赤黒い顔色は、実は高血圧のせいだったのです。

・現代病名:高血圧・肌荒れ

 
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5〈漢方薬で多発性脳梗塞の再発を防止〉

治例図

Sさん(80歳・女性)は、ヒマワリ畑を見に、家族でドライブに出かけました。そのさい、トイレ休憩を取るのを遠慮し、水分補給を控えてしまいました。

すると、帰宅後、手にまひが現れたため、すぐにかかりつけ医師の診察を受けました。当日は釣藤散の服用と水分補給、翌日は、釣藤散と続命湯を交互に飲んだ後、大学病院に入院してCTを撮ることになったのです。

発作を起こした脳梗塞の箇所は治っていましたが、ほかにも小さな脳梗塞が多数見つかりました。そこで、入院中は釣藤散、退院後は桂枝加朮附湯を交互に服用することになりました。Sさんは、その後83歳で老衰で亡くなるまで、脳梗塞を再発することはありませんでした。

・現代病名:脳卒中

 
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6〈レーザー治療後も続いた眼痛・頭痛が治癒〉

治例図

Hさん(68歳・女性)は、昨年、突然ひどい眼痛と頭痛、吐き気に襲われ、急いでタクシーで病院に駆けつけたところ、閉塞隅角緑内障(へいそくぐうかくりょくないしよう)と診断されました。

眼圧がかなり高く、すぐに下げる必要があったため、両目ともレーザー虹彩光凝固術をし、隅角をふさいで房水の流れを悪くしている虹彩を切開しました。

レーザー治療後、眼圧は15~16㎜Hgの正常値に落ち着きましたが、眼痛と頭痛の症状は変わらず、数カ月たっても軽快しませんでした。

そこで、Hさんは漢方治療を試してみようと決心し、漢方を扱う病院を訪れたのです。処方された釣藤散のエキスを服用していると、2週間で症状が和らいできました。そして1ヵ月後には頭痛が消え、眼痛もなくなったのです。現在、眼圧は15~16㎜Hgのままで、視野は正常に保たれているそうです。

・現代病名:閉塞隅角緑内障

 
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7〈不快症状が取れて血圧も下がった〉

治例図

主婦のMさん(58歳・女性)は、高血圧で脳動脈硬化症という持病から、眼底出血を起こして治療を受けていました。

眼 底出血は順調に吸収されてきていますが、毎朝頭が重く、常に目覚めが不快でした。

この症状を取りたいと、漢方医に相談したところ、釣藤散を処方されました。

Mさんは、虚証でも胃腸は丈夫でしたから、釣藤散で胃が不快になることはありませんでした。

釣藤散の服用を始めてまもなく、頭の重さが消えたほか、高血圧によるさまざまな不快症状もなくなり、血圧も下がりました。

・現代病名:眼底出血

 
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8〈釣藤散と八昧地黄丸で眼圧と血圧が安定〉

治例図

40代のころから眼圧が高くなり、かかりつけの眼科から、長年、点眼剤をもらい続けていたC子さん(62歳)ですが、最近は、眼圧が高くなると激しい頭痛と高血圧に悩まされるようになりました。

そこで、家庭医の内科医に相談すると、「これといった体の異常は認められないので、1度、漢方を試してみましょう」と、近くの漢方薬局を紹介されました。

漢方薬局では、中肉中背で、肩こり、めまいを訴えるC子さんを虚証と診断し、釣藤散八味地黄丸を処方しました。

C子さんは、薬剤師の指示通りに1週間ほど服用したところ、眼圧と血圧が安定し、頭痛が和らぎ、気分もスーツと楽になったそうです。

ただ、服用を中止するとまた眼圧が上がり、頭痛も再発するので、その後も継続的に2種類の漢方を服用しています。

・現代病名:緑内障

 
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9〈数年采の耳鳴りが異なった漢方薬の併用で治った〉

治例図

また、W代さん(67歳)は3年前から両耳の耳鳴りに悩まされていました。
W代さんの耳鳴りは、左右で音が違う上に音がかなり大きく、日常生活に支障を来たすほどでした。W代さんには、朝に真武湯、昼に柴胡桂枝湯、夜には釣藤散が処方されました。
これを服用するようになって4ヵ月後には、音が気にならなくなっていました。さらに6ヵ月後には、日常生活に全く支障のない程度にまで軽減されたのです。現在は予防のために、同じ処方を飲み続けています。

弁証論治 リンク肝気鬱結(肝気鬱滞)証 »

・現代病名:耳鳴り

 
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足跡【釣藤散類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク抑肝散加陳皮半夏 » …胃腸虚弱で腹部に動倭小児または若年者の神経過敏で怒りやすく興奮して眠れない場合に用いる。(気血両虚の肝陽化風+痰飲)

 
 

リンク柴胡加竜骨牡蛎湯 » …比較的体力が充実した人の頭痛・頭重・不安・不眠などに用いられる。この場合、便秘の傾向があり、季肋部の抵抗・圧痛を認める場合に用いる。(肝気鬱結による煩驚)

 
 

リンク半夏白朮天麻湯 » …胃腸虚弱な人で、心窩部振水音を認め、頭痛、頭重、めまいなどがある場合に用いる。(脾虚、水飲上衝)

 
区切り
  ●本剤は、漢方の古典「類証普済本事方」(るいしょうふさいほんじほう)(宋代)に収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく煎じ薬としたものです。
●本方は11種類の生薬から成り、その主薬である釣籐鈎の名をとって処方名とされました。
 
 

煎じ方その1 煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ


クスリ

煎じ方その2 煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。


クスリ
神農本草経 神農本草経
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
中国の紙幣

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区切り