352 ウチダ 桂枝加黄耆湯 煎じ薬
煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。 |
(Mainly treatment) 湿鬱衛虚の黄汗(風邪、急性熱性疾患、アセモ) |
●体力の衰えた方で、悪寒、頭痛、身体痛などがあり、動くとすぐに汗が出る、風邪をひきやすい体質の症状を伴う方に用います。 ●桂枝湯に黄耆を加えたものです。黄耆は皮膚の栄養を高め、汗を調節する要薬で、盗汗(ねあせ)・汗かきにはなくてはならない生薬です。 ●風邪や急性熱性疾患の初期(悪寒や頭痛を訴える時期)に用います。 ●虚弱児のアセモ、皮膚疾患(比較的軽症)に用いると良く効きます。 ●肺の働きを強める漢方薬です。 ●漢方では対症療法+自然治癒力向上の両面で対応しますが、引きはじめに適切な薬を服用して、体を温めて休むのが最良です。 ●風邪を引きやすい方、アトピー体質者等に用いると、免疫力が強化され、体質が改善されます。 ●黄汗にかぎらず、営衛不和で表虚が明らかな場合に使用します。 ●滲出性中耳炎のFirst Choiceです。良く効きます。 |
【適応症】感冒、インフルエンザ、寒冷蕁麻疹、皮膚掻痒症、体の衰えている方の、寝汗、あせも、多汗症、とびひ、小児ストロフルス、水イボ(湿性の皮膚病)、虚弱児の風邪、滲出性中耳炎 |
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。 |
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0978 | 30日分 | 9,980円 | 10,479円(税込) |
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【診断のポイント】 ●悪寒、頭痛、身体痛 ●動くとすぐに汗が出る |
桂枝加黄耆湯は、次の証の方に最適です。 ●脾気虚 » |
【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 風邪、急性熱性疾患の初期(悪寒や頭痛を訴える時期) |
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。桂枝…4g 芍薬…4g 大棗…5g 生姜…4g 甘草…2g 黄耆…10g |
食前または食間に服用してください。 食間とは…食後2~3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
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【桂枝加黄耆湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈発汗をともなった神経痛〉
66歳の男子。 ・現代病名:神経痛 | |
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〈数年できれいに治った〉
生まれつきアレルギー体質を持つ小学生のTちゃん(当時8ヵ月・女の子)は、近所の皮膚科でステロイド剤によるアトピー性皮膚炎の治療を受けていました。 ・現代病名:アトピー性皮膚炎 | |
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〈悩みが解消したら症状も消えた〉
S君(当時9歳・男の子)は子どものころ、アトピー性皮膚炎とぜんそくを交互に繰り返していました。漢方薬の柴胡桂枝湯を継続して使いながら、かゆみのひどいときは桂枝加黄耆湯を加えた処方を併用していました。 ・現代病名:アトピー性皮膚炎 | |
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〈桂枝加黄耆湯で体力が回復〉
都内の出版社に勤めるAさん(56歳・男性)は、半年前に胃がんの手術を受け、約1ヵ月間入院しました。幸いなことに術後の回復は順調で、しばらくすると、元の職に復帰できました。ところが数ヵ月前から、一晩で何度もパジャマを替えなければならないほど寝汗がひどくなったのです。しかし、主治医は「あまり気にしないように」というだけで治療も投薬もしてくれません。 ・現代病名:体力回復 | |
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〈滲出性中耳炎が半年で完治〉
幼稚園に通うK美ちゃんは、かぜをひいた後、耳の中が痛いと訴えるようになりました。母親がすぐにK美ちゃんを耳鼻科へ連れていくと、急性中耳炎との診断。初回の治療で痛みは消え、その後、3回の通院で治療は終了したそうです。 ・現代病名:滲出性中耳炎 | |
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〈顔からのどにかけての急性湿疹が治った〉
21歳の女子大生のK子さんは、肌に気をつかって普段からビタミン剤などを飲んでいたのですが、疲れたり、体調を崩したりすると湿疹ができる体質です。 ・現代病名:急性湿疹 | |
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〈数年できれいに治った〉
生まれつきアレルギー体質を持つ小学生のTちゃん(当時8ヵ月・女の子)は、近所の皮膚科でステロイド剤によるアトピー性皮膚炎の治療を受けていました。しかし、いっこうによくならないため、母親が以前、同様の症状を治してもらった漢方研究医に相談しました。 ・現代病名:アトピー性皮膚炎 | |
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〈悩みが解消したら症状も消えた〉
S君(当時9歳・男の子)は子どものころ、アトピー性皮膚炎とぜんそくを交互に繰り返していました。漢方薬の柴胡桂枝湯を継続して使いながら、かゆみのひどいときは桂枝加黄耆湯を加えた処方を併用していました。 ・現代病名:アトピー性皮膚炎とぜんそく | |
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●本剤は、漢方の古典「金匱要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られた煎じ薬です。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ
煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。